マーチのバッテリー交換方法と注意点を実際の作業と共に紹介します。
作業したのはK12型のマーチです。
グレードは12SRですが、同系統のマーチであれば作業内容は概ね共通となります。
※年式、グレード、仕様により一部作業内容が異なる場合があります。
K12系マーチのバッテリー交換方法
メモリーバックアップ
電装品のトラブル回避の為、メモリーバックアップを取ります。
※メモリーバックアップについて詳しくはこの記事後半の【バッテリー交換時の注意】をご覧ください。
K12系マーチのOBDⅡカプラーはここの中にあります。
これがOBDⅡのカプラーになります。
バックアップを取ります。
その状態のままバッテリー交換作業に入ります。
バッテリーの場所
バッテリーはエンジンルームの右側(助手席側)にあります。
バッテリーを取り外す
バッテリーはステーで固定されているので、まずはステーを外す必要があります。
10mmのナットを外します。
反対側も外します。
これでステーが外れた状態です。
+-端子を外す
続いて端子を取り外します。
最初にマイナスを外してからプラス端子を外します。
プラス端子は赤いカバーで隠されているので外してから、端子を固定しているナットを緩めて外します。
これでバッテリーが外せるようになります。
持ち上げれば取り外せますが、バッテリー自体はとても重い物となります。
腰を痛めないように注意しましょう。
取付
新しく取り付けるバッテリーを搭載したら、取り外した時は都は逆の順序で組み付けます。
端子もプラス端子を接続してからマイナス端子を接続するようにします。
最後にメモリーバックアップを外して電装品関係に問題が無いかか確認して作業完了となります。
手順を把握しておけばとても簡単なので是非DIYにチャレンジしてみてください。
10mmのソケットドライバーがあると作業がはかどるのでオススメです。
K12マーチのバッテリー交換の注意点まとめ
最後にK12マーチのバッテリー交換時の注意点をまとめました。
メモリーバックアップをとる
バッテリー交換時はメモリーバックアップを取る事をお勧め致します。
バックアップをしておかないと学習していたエンジンコンピューターがリセットされて、エンジンの調子が悪くなる可能性があるので注意が必要です。
詳しくは別記事でも紹介しています。
端子の取外し・接続順序
バッテリー端子を外す時は
マイナス端子を外してからプラス端子を外すようにします。
接続する時は取外しとは逆に、
プラス端子を接続してからマイナス端子を接続するようにします。
「マイナスで始まってマイナスで終わる」と覚えましょう。
K12マーチのバッテリー選びは大切
エンジンコンピューターなどの重要な電装品を装着するK12マーチのバッテリーの購入は、パワーと長寿命を実現したメンテナンスフリーバッテリーを扱うカー・エイドがオススメです。
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※車検証をお手元に用意してご確認下さい。
※ホームセンターやカー用品店などで単に安売りされているものは、パワー・寿命に疑問があり、最悪の場合外出先でのバッテリー上がりになる可能性もあるのでオススメしておりません。