ラジエーターの水(LLC:ロングライフクーラント)がにじみ出ていたり、漏れていた時に便利なのがHolts(ホルツ)のRADWELD(ラドウェルド)です。
ラドウェルドを使ってみた
というわけで早速ラドウェルドを使ってみました。
ラドウェルドとは?
ラドウェルドはHoltsから販売されている水漏れ防止剤です。
クルマ雑誌でも取り上げられたりしてロングセラーの一つとなっています。
なんでもラドウェルドの成分中に含まれる、超微粒子ファイバーとレジンの働きで、水漏れの原因となっている穴を塞ぐようです。
仕組みとしては、外気に触れた部分だけが硬化するので、漏れた部分だけ硬化するってわけですね。
しかも、ラジエーター内部のラドウェルドは固まらず、循環し続けるので、
また別の場所に穴が開いて漏れ始めたとしても、すでに内部で循環している成分がその穴を塞いでくれるようになります。
また、一度硬化した部分はそのまま固まったままなので、LLCを交換してもその効果は続くとされています。
ラドウェルドの使い方
まずはラジエーターキャップを開けます。
※エンジンが冷えている時に作業します。
ラジエーターは殆どの車はエンジンルームの前面にあります。
反時計回りに回せば取れます。
取れました。
やはり水が減っています。
そこにラドウェルドを注入します。
※入れる前に良く振ります。
入れてもまだ足りない状態です。
普通の水を入れます。
この状態でラジエーターキャップを閉めます。
入れ終わったらエンジンをかけておくか、軽く走り回って水を循環させます。
すると漏れている箇所からラドウェルドが出て、空気と触れて硬化して蓋になって塞いでくれます。
注意
必ずエンジンが冷えてる時に入れましょう。
暖まっている状態だと熱湯が噴出し火傷をする恐れがあります。
また、ラドウェルドを入れるのはラジエーターに直接入れます。
一部、輸入車などラジエーターキャップが無いクルマはリザーバータンクから入れるようにします。
ラドウェルドの効果は?
ネットのクチコミを見ても、かなり効果が高いという事が証明されているようなので、実際に使って見ましたが、
ポタポタ垂れていた冷却水が見事に止まっていました。
これなら多少のにじみや、漏れ程度なら余裕で止める事が出来ますね!
金額も安くて使い方も簡単なので、是非お試しください!
ただし、ホースが避けていたり、ボタボタとたくさん漏れている状態ではあまり効果は望めないので、ディーラーや自動車整備工場で適切な整備を受ける事をオススメ致します。