ランサーエボリューションにカロッツェリアのインダッシュナビ【AVIC-VH0999】を取り付けましたので紹介します。
取付けたのはエボ7のGT-Aですがエボ7(Ⅶ)、エボ8(Ⅷ)エボ9(Ⅸ)、MRなど型式CT9A型なら同じ方法で取付可能です。
※一部仕様により作業内容が異なる場合もございます。
ランサーエボリューションにナビ取付
取付けるナビの準備
取付けるナビの箱を開けて内容物を確認します。
不足品が無いかチェックしておきましょう。
ナビの取外し
作業前にバッテリーのマイナス端子を外しておきましょう。
まずは元から着いていたこのナビを取り外します。
ナビの周りを囲っているオーディオパネルを外しますが、その前にその周辺パネルに傷が入らないようにマスキングテープなどで保護します。

オーディオパネルは内貼り外しなどを使えば簡単に取れます。
キズをつけないよう慎重に作業しましょう。

オーディオパネルを外すと、ナビやオーディオデッキの両脇についている4本のネジを取ります。
すると、デッキを手前に引くと取り外せますので、後ろで繋がっているカプラーを取り外します。
これで古いナビデッキの取外しが完了となります。
グローブボックス外し
配線の取り回しをしやすくするためにグローブボックスを取り外します。
開けたら、右側についてるストッパーを外します。

ストッパーを外したら、下側はフックで留まっているだけなので、上に持ち上げるようにして取り外します。
地デジとGPSのアンテナ取付
フィルムアンテナとGPSアンテナを取り付けるためにフロントピラー(Aピラー)のトリムを取り外します。
ドアを開けるとボディ側の淵にゴムが着いてるので外します。
はまってるだけなので手でゆっくり力を入れて外します。
ゴムを外して出来た隙間を使ってピラートリムを外します。
クリップではまってるだけなのでピラーに垂直方向に手で力を入れれば取れます。
フィルムアンテナを貼る時はガラスの外側にマスキングテープなどを貼って、ペンなどで目印を書くとキレイに貼れます。
フィルムアンテナを貼ったらアンテナ端子を取り付けます。
アンテナ線はキレイにまとめてAピラーに固定しましょう。
GPSアンテナをダッシュボード上に取り付けます。
フィルムアンテナとGPSアンテナを取り付けたら、配線をAピラートリムを外して出来た根本の穴に入れます。
すると、先ほど外したグローブボックスの裏の上あたりから線が出てくるので手でたぐり寄せます。
出てきたら、そのままオーディオ裏のスペースまで取り回しましょう。
余った配線は丸めて固定しておきましょう。
車速センサーとバック信号
ナビを取り付けるために車速センサーとバック信号が必要ですが、今回は元々ナビが付いていたので、その配線を利用しました。
新規にカーナビに付け替える時は、車速センサー、バック信号の検出が必要になります。
カロッツェリア車種別JUST FITを参考にすると分かりやすいです。
音声マイクの取付
マイクはこの位置に取り付けました。
配線は隙間からオーディオ裏まで取り回します。
ナビ本体の取付
まずは、最初にとりはずしたナビ本体の両サイドについていたオーディオステーを取り外して、新しく取り付けるナビ本体の両サイドに付け替えます。
オーディオステーは、外した時と同じ位置につけましょう。
地デジのフィルムアンテナ、GPS、マイク、車速センサーとバック信号、電源配線、(オプション品ある人はそれも)など必要な配線が全てある事を確認し、ナビ本体に取り付けます。
社外ナビやオーディオを取り付ける時は車種別オーディオハーネスが必要になります。
取付が完了したらバッテリーを取り付けてオーディオパネルを付ける前に電源が入るか確認しておきましょう。
もし電源が入らないなどの症状があれば、もう一度配線の確認をします。
特にアースが接触不良になっている場合が多いので注意。
組み付け
ナビ本体の取付が完了したら、オーディオパネル、グローブボックス、ピラートリムなど取り外した部品を全て組み付けていきます。
組み付けは、取り外した時と逆の手順で組んでいけばOKです。
動作確認
全て組み付け終わったら最終的な動作確認(ナビの設定、地デジの映り具合など)をして完了となります。

最後に
工具があれば、作業内容はそんなに難しくないと思います。
DIYが得意な人なら半日かからないと思います。
全くの初心者であっても、1日あれば作業可能かと思います。
自分で作業が出来れば工賃は掛りませんので、是非DIYにチャレンジしてみてください。
また、作業前にバッテリーを外すとエンジンコンピューターがリセットされて、エンジンの調子が悪くなる場合がありますが、
しばらく走っているとコンピューターが学習してエンジンの調子が戻ります。
ネジの付け忘れ、カプラーの取付忘れに注意してください。
ドライバーなどの工具に加えて内張はがしなどあると作業がはかどるのでオススメです。