N-BOXのバッテリー交換をしたので注意点と共にご紹介します。
作業したのはJF3型のGホンダセンシングです。
アイドリングストップ車となります。
同型(JF3/JF4)のN-BOXであれば作業内容は共通になるはずです。
※一部仕様グレードにより作業内容が異なる場合があります
JF3型N-BOXのバッテリー交換方法
メモリーバックアップ
JF3型N-BOXのバッテリー交換をする前にメモリーバックアップを取る事をオススメ致します。
※詳しくはこの記事内の注意点で紹介します。
メモリーバックアップにはいくつか方法がありますが車ネタ.comではOBD2を使ったメモリーバックアップを実施しております。
https://kurumaneta.com/2016/09/battery-obd2-backup/
JF3型N-BOXのOBD2カプラーは運転席足元の写真の位置となります
そこにバックアップ電源を差して準備完了。
このままバッテリー交換作業に入ります
バッテリー外し
バッテリーはエンジンルーム内、助手席側にあります
はじめにマイナス端子を外します
続いて赤いカバーを開けてプラス端子を外します
中央でバッテリーを固定しているステーを外します
両サイドのナットを緩めて、下に延びているロッドのロックをうまい具合に外すと、ステーが外れます。
あとはバッテリーを持ち上げれば外せます。
見た目以上に重量ありますので落下によるケガや車体の損傷に注意します。
バッテリー取り付け
バッテリーを取り付けるときは、取り外しとは逆の手順で作業していくだけです。
端子の接続は必ずプラス端子→マイナス端子の順番で取り付けます。
緩みやガタつきがないか確認をして、最後にメモリーバックアップを外して作業完了となります。
あると便利な工具
ソケットドライバーやラチェットをあると便利です。
JF3型N-BOXのバッテリー交換の注意点まとめ
最後にJF3型N-BOXのバッテリー交換時の注意点をまとめました。
メモリーバックアップをとる
JF3型N-BOXのバッテリー交換時はメモリーバックアップを取る事をお勧め致します。
バックアップをしておかないとパワーウィンドウなどの電装品の設定がリセットされて再設定が必要になります。
また、学習していたエンジンコンピューターがリセットされて、エンジンの調子が悪くなったり、その他の電装品のトラブルの原因になるので注意が必要です。
詳しくは別記事でも紹介しています。
窓のオート機能が作動しない場合
メモリーバックアップをしないでバッテリー交換をしてしまってパワーウィンドウのオート機能が効かなくなった場合は、一度窓開けて、スイッチで全閉にしてスイッチをそのまま5秒ほど上にあげたままにすればオート機能のリセットが可能です。
アイドリングストップしない場合
バッテリーを交換してもアイドリングストップしない場合はPGM-FI ECUのバッテリ内部抵抗値のリセットを行います。
リセット手順
- ライトなどの電気負荷を全てオフにする。
- イグニッションOFFにする。
- ブレーキを踏まずイグニッションスイッチを押しACCにする。
- ブレーキを踏まずイグニッションスイッチを押しONにする。
- ブレーキを踏みイグニッションスイッチを押しエンジンを始動し1分間程度アイドリングさせる。
- イグニッションスイッチを1回押しOFFにする。
- ③~⑥を4回以上繰り返す。
- 走行し正常にアイドリングストップするか確認する。
端子の取外し・接続順序
バッテリー端子を外す時は
マイナス端子を外してからプラス端子を外すようにします。
接続する時は取外しとは逆に、
プラス端子を接続してからマイナス端子を接続するようにします。
「マイナスで始まってマイナスで終わる」と覚えましょう。
JF3型N-BOXのバッテリーはネットで安く
アイドリングストップ車である上にエンジンコンピューターやパワースライドドアなどの重要な電装品があるJF3型N-BOXのバッテリーはGSユアサやパナソニックがオススメ。
バッテリー型番はM42Rでアイドリングストップ用のバッテリーとなり、容量が大きく金額が高くなりがちですが、ネットならお買い得プライス&ポイント貯めながら手に入れることが出来ますね☆
※必ず購入前に適合確認をお願いいたします。