アイドリングストップ車のタントカスタムのバッテリー交換をしたので作業内容と注意点を紹介します。
作業したのはLA600S型のタントカスタム(前期型)です。
同型系のタントであれば作業内容は概ね共通です。
※一部仕様グレードにより作業内容が異なる場合があります
LA600Sタント/タントカスタムのバッテリー交換方法
メモリーバックアップ
LA600Sタントのバッテリー交換をする前にメモリーバックアップを取る事をオススメ致します。
※詳しくはこの記事内の注意点で紹介します。
メモリーバックアップにはいくつか方法がありますが車ネタ.comではOBD2を使ったメモリーバックアップを実施しております。
https://kurumaneta.com/2016/09/battery-obd2-backup/
LA600SタントのOBD2カプラーは運転席足元のフットブレーキ上部にある白いカプラーです。
バックアップ電源を差し込みます
バックアップ電源を差し込んだ状態のまま交換作業に入ります。
バッテリー交換
バッテリーはエンジンルームの向かって右側(助手席側)にあります。
マイナス端子を外します
続いて赤いカバーを開けて中のプラス端子を外します。
最後にバッテリーを固定しているステーを外します。
こちら側のボルトを外します。
続いて反対側のナットを緩めて、下に延びるロッドを動かしてうまい具合にロックを外せば取れます。
緩めなくてもロッドを動かして外れるかも
あとはバッテリーを持ち上げて取り外すだけです。
※バッテリーは重量がありますので落下によるケガや車両の損傷に注意します。
バッテリー取り付け
バッテリーを取り付けるときは、取り外しとは逆の手順で作業していくだけです。
端子の接続は必ずプラス端子→マイナス端子の順番で取り付けます。
緩みやガタつきがないか確認をして、最後にメモリーバックアップを外して作業完了となります。
あると便利な工具
ソケットドライバーやラチェットをあると便利です。
LA600S系タントのバッテリー交換動画
動画で流れを見ておくとスムーズです。
LA600Sタント/タントカスタムのバッテリー交換の注意点まとめ
最後にLA600Sタント/タントカスタムのバッテリー交換時の注意点をまとめました。
メモリーバックアップをとる
LA600Sタント/タントカスタムのバッテリー交換時はメモリーバックアップを取る事をお勧め致します。
LA600Sタント/カスタムの場合、バックアップをしておかないとパワーウィンドウやパワースライドドアの設定がリセットされて再設定が必要になります。
また、学習していたエンジンコンピューターがリセットされて、エンジンの調子が悪くなったり、その他の電装品のトラブルの原因になるので注意が必要です。
詳しくは別記事でも紹介しています。
端子の取外し・接続順序
バッテリー端子を外す時は
マイナス端子を外してからプラス端子を外すようにします。
接続する時は取外しとは逆に、
プラス端子を接続してからマイナス端子を接続するようにします。
「マイナスで始まってマイナスで終わる」と覚えましょう。
LA600S型タント/タントカスタムのバッテリーはネットで安く
アイドリングストップ車である上にエンジンコンピューターやパワースライドドアなどの重要な電装品があるLA600S型タントのバッテリーはGSユアサやパナソニックがオススメ。
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※必ず購入前に適合確認をお願いいたします。