タントカスタムのドアトリム(ドア内張り)を外したので紹介します。
作業したのはLA600S型のタントカスタム(前期型)です。
同型系のタントであれば作業内容は概ね共通です。
※一部仕様グレードにより作業内容が異なる場合があります
600系タントカスタムのドアトリムの外し方
こちらのドアトリムを外します。
左側の作業となりますが右側も同等の作業内容となります。
三角のツイーターカバーを外して、ツイーターのカプラーを外します。
カバーはクリップではめ込まってるだけなので内張はがし等を使用すれば簡単に外れます。
※グレード等によりツイーターが付いていない仕様もあります。
続いてネジ、クリップを外していきます。
ネジは赤丸の位置、クリップは黄色四角の位置にあります。
まずはネジを外していきます。
ドアインナーハンドルのネジはそのまま外すだけです
残りのねじ2本はアームレストとパワーウィンドウスイッチパネル内にあります。
アームレストを内張はがしを使用して取り外します。
つづいてパワーウィンドウスイッチパネルも同様に外していきます。
パワーウィンドウスイッチの裏にカプラーがあるので外します。
んでこの2本のネジを外します
あとは先ほどのトリムの外周にあるクリップがドアパネルにささって固定されているだけなので、下側から内張はがし等を使用して隙間を作って垂直方向へ力を入れて外します。
クリップ部が全て外れると、ドアトリムの上部がドアパネルに引っかかって落ちないようになってるので真上に持ち上げるようにすると、ドアトリムが外れます。
尚、外周についていたクリップはドアパネル側に残ってしまう場合があるので、その際はドアパネルから取り外して、ドアトリムの方へ付け替える必要があります。
今回もほとんどのクリップがドアパネル側に残ってしまいましたので、外して付け替えました。
ドアトリムを外すことで、ドアミラーの交換、ドアスピーカーの交換、パワーウィンドウの修理、ドアロックの修理など、ドアに取り付けられている部品に関わる作業が出来るようになります。
作業はドライバーなどの工具に加えて内張はがしがあると便利です。