タントの前と後ろにドライブレコーダーを取り付けたので紹介します。
作業したのはLA600S型のタントカスタムRSです。
同じ型であればグレード不問で作業内容は共通です。
※一部仕様グレードによって作業内容が異なる場合もございます。
取り付けたのはコムテックのHDR360GWです。
構成はフロント360度カメラ、リアカメラとなります。
後継のHDR361GWやその他メーカーのものでも基本的な取付方法か共通かと思います。
また、配線は電源裏取りで駐車監視機能も使えるようにしてあります。
600系タント/カスタムに前後ドライブレコーダー取付
後用カメラ取付
後ろから取り付けました。
カメラの位置はハイマウントストップランプの下に取り付けます。
下の写真はゲートを開けて下から見上げてる状態です。
ハイマウントストップランプカバーを外します
このゴム管を通して、カメラの配線を車内に引き込みますので、外しておきます。
ハイマウントストップランプに干渉しない位置にカメラを取り付けて、配線を穴からゴム管の方へ引き出します。
※カメラを取り付ける際は貼付け面の汚れをよく落としてから貼り付けます。
配線を通したらハイマウントストップランプを取り付けます。
カメラ線はゴム配管の中をうまい具合に通して車内へ引き込みます。
配線の取り回しは、左の上部を通しながらフロント部へ引き込みます。
作業をしやすいように、一旦ルーフトリムのデカイ目くら蓋を外して、そこからカメラ配線を出します。
配線は再度穴へ戻して、そこから左のリアピラートリム→左センターピラートリム→左フロントピラーまでルーフトリムの隙間に入れて隠すように取り回します。
※固い針金などを使用すると配線が引き回し易いです
※各ピラートリム、取っ手、ウェザストリップゴムを浮かせたり外すことで引き回し易くなります。
※ルーフトリムを無理に力入れるとシワや割れ、折れの原因になるので注意します。
フロントピラーを外して、そこまでリアカメラ配線を持ってきたら、一旦前用のカメラ取付をします
前用カメラ取付
前カメラはフロントガラス上部に張り付けるだけです。
※貼付け部の汚れはしっかり落として接着できるようにしておきます。
※レーダーやカメラが付いている場合は干渉しない場所に設置します。
カメラの電源と、リアカメラの端子を差してから取り付けました。
配線はルーフトリムとガラスの隙間に入れ込んで、左フロントピラーの方へ取り回します。
メイン(前)カメラからの電源配線は左フロントピラーを通して、ダッシュボードとの隙間に入れます。
配線はたるまないように、リアカメラの長い部分はまとめて、ピラートリムを取り付けたら隠れるように、干渉しないように束ねて固定しておきます。
電源接続
電源はオーディオ裏の配線から拝借しました。
グローブボックスを外すと常時電源(黄色)とACC電源(赤色)が見えたのでそこに割り込ませました。
アース線は車両側の鉄部分に落とすかマイナス線に取り付けします。
これでカメラの電源が入って使用できる状態になります。
余った配線をグローブボックス裏で邪魔にならない、干渉しないように束ねて固定して完成となります。
各トリムを取り付けて作業完了です。
電源を入れて、作動するか確認します。
電源が入らない場合は下記を疑います。
- 常時電源が接続されていない・接触不良をしている
- ACC電源が接続されていない・接触不良をしている
- アースが接続されていない・接触不良をしている
- 各端子が接続されていない・接触不良をしている
- 作業中に断線をしてしまっている
- ヒューズが飛んでしまっている
- 初期不良
後ろ用カメラを取り付けると少々手間ですが、工具があればDIY可能です。