レガシィのフロントドアの内張り(トリム)を外したので紹介します。
この方法を使う事でドアミラーの交換や、ドアスピーカーの交換、パワーウィンドーモーターの交換などの際に活躍します。
作業したのはBL5型のレガシィB4ですが、BP5型のレガシィツーリングワゴンやアウトバックも作業内容は共通となります。
※一部年式、グレード、仕様により作業内容が異なる場合がございます。
レガシィのドアトリムの外し方
こちらの運転席のドアトリムを外します。
ドライバーなどの通常の工具に加えて内張はがしがあると作業がはかどるのでオススメです。
ミラー裏三角パネル外し
ドアミラーの裏側についている三角のパネルを外します。
クリップではまってるだけなので、内貼りはがしなどを使って浮かせるようにして外します。
外れました。
3か所にクリップではまってることがわかりますね
取っ手内ネジ外し
次に取っ手の外側のパネルを外します。
こちらも内貼りはがしを使って外します。
すると2本のネジが出てくるので外します。
ドアインナー内のネジ外し
次にドアインナーハンドルの中の目くら蓋を外します。
すると中にネジがあるので外します。
トリムを外す
トリムの端の方から内貼りはがしを使って浮かせるようにして外していきます。
上記のネジ類を外してあれば、トリムはクリップでついているだけの状態になっているはずです。
インナーハンドルのリンク外し
トリムについているクリップが全て外れると、トリムが外れますが、ドアのインナーハンドルのワイヤーのリンクが繋がったままなので外さなければいけません。
カバーになってるので矢印の方向へ開けるように外します。
外れるとリンクが出てくるので、外します。
着いている状態を良く覚えてから外したほうが、組み付ける時にスムーズです。
パワーウィンドースイッチのカプラーを外す
パワーウィンドースイッチの裏にカプラーが2つあるのでこれを外します。
カーテシランプのカプラーを外す
下側にカーテシランプのカプラーが刺さってるのでこれも外します。
完成
上記のすべてのものを外すと、ドアトリムを完全取り外すことが出来ます。
この状態であれば、ドアスピーカーの交換やデッドニング施工、ドアミラーの交換、パワーウィンドーモーターの交換などの作業が出来るようになります。
組み付け
組み付ける時は、分解とは逆の手順で作業して組み付けていきます。
その際、ネジやクリップの付け忘れ、カプラーの差し忘れに注意しましょう。
ドライバーなどの通常の工具に加えて内張はがしがあると作業がはかどるのでオススメです。