マークXジオのMOPナビに地デジチューナーと、TVキットを取り付けましたので紹介します。
※MOP=メーカーオプション
メーカーオプションナビが付いている場合、社外ナビに交換するにはパネルの用意や各スピーカーの配線引き回しなど大変な作業が必要となります。
なので、取り付けられているMOPナビを生かしたままTV(地デジ)が見れるように社外のTVチューナーを取り付け、ついでに走行中もテレビが見れるようにTVキットを取り付けた次第です。
尚、MOPナビに映像入力端子が無いため、地デジチューナーとナビ本体を繋げるために別途ビデオ入力ハーネスを取り付ける必要もあります。
作業したのはGGA10型のMOPナビ付となります。
参考型式:ANA10,ANA15,GGA10
※一部仕様グレードによって作業内容が異なる場合もございます。
地デジチューナー&TVキットの取付け
以下の部品を取り付けます。
- 地デジチューナー
- ビデオ入力ハーネス
- TVキット(キャンセラー)
MOPナビ本体外し
周辺パネルに保護テープを貼って、シフトノブを取り外します
内張りはがしを使って両サイドのパネルを浮かせながら外していきます
両サイドのパネルが外れました
シフト周りのパネルを外します。
こちらもクリップ留めなので浮かせるように上方向に引き上げます
モニター上部のエアコン吹き出し口のついたパネルも浮かせて引き抜くようにして外します
裏にハザードカプラーあるので外します
デッキ本体の両サイドを固定しているボルトを外します
ボルトを外したら本体を手前に引き抜いて、裏側に差さっているカプラー類を抜いて、本体を完全に分離させます。
テレビキット(キャンセラー)取付
テレビキットは本体側と車両側カプラーの間に噛ませるだけなので簡単に取り付け出来ます。
ビデオ入力ハーネス取付
ビデオ入力ハーネスはナビ裏からグローブボックス裏に配線を取り廻しておきます。
※写真はグローブボックス自体を外してあります
今回はグローブボックス裏にしましたが、地デジチューナーを取り付ける位置によって取り廻し方法は異なります。
地デジチューナー取付
今回のような後付け地デジチューナーはチューナー本体を設置して、電源と映像出力をナビ本体につなげる必要があります。
また、リモコン受光部を設置しなければいけません。
助手席の下に設置することにしました。
配線は助手席のステップトリムの内側を通して、グローブボックス裏に取り廻します。
配線をすっきり隠すために、各トリムを取り外します。
※内張はがしがあると作業がはかどるのでオススメです。
リモコン受光部はシフトパネルの下にセットしました。
※使い勝手によって任意の場所で構いません。
チューナー用の電源は車体側のオーディオハーネスに繋げて供給します。
また出力用のハーネスは先ほどのビデオ入力ハーネスと接続して、邪魔にならないところに隠します。
今回は入力ハーネスを助手席のステップの方まで伸ばして接続&隠しました。
※抜けないようにビニールテープ等で固定&保護しました
地デジなのでフィルムアンテナをガラス上部に貼る必要があります。
貼る際はマスキングテープ等を使って位置ずれなどないようにするとキレイに貼れます。
尚、アンテナ線を隠してキレイに取り付けるためにピラートリムを外しています。
他車種ですが別記事にて紹介していますのでご参照ください
⇒フロントピラーの内張りの取外し方。
チューナー本体はマジックテープ等を使ってズレないように固定しておくとよいでしょう。
助手席の下は後部座席用のエアコン吹き出し口がある場合もあるので、その際は風が当たらないように設置します。
その他、取り付け説明書を見ながら接続・設置します。
接続・組付け
各配線を接続します。
テレビキットはもともとハーネスが付いていた場所に接続します。
ビデオ入力ハーネスは専用の空いているスペースがあるのでそちらに差すことで映像を映すことが出来るようになります。
※上記以外のもともと付いていたカプラーも全て元通りに接続します。
ナビ本体を車体に固定して、各パネルを取り付けていったら組付け作業完了となります。
動作確認をして無事にテレビが映れば全て完了となります。
※ビデオ入力の映像を出すにはナビ側の設定が必要な場合もありますので、取扱説明書も併せてご確認下さい。
使った部品・工具
年式等でハーネス品番等異なる場合もございますので、部品購入前に必ずリンク先で適合確認を行ってからご購入ください。
内装や電装品のDIYにはドライバーなどの通常の工具に加えて「内張はがし」のセットや「検電テスター」などあると作業がはかどるのでオススメです。