マーチのバッテリー交換をしたので交換方法と注意点を紹介します。
作業したのはK13型のマーチです。
グレードはnismoSですが、K13型なら作業内容はおおむね共通となります。
※一部仕様グレードによって作業内容が異なる場合もございます。
K13マーチnismoSのバッテリー交換方法と注意点
メモリーバックアップ
バッテリー交換前にエンジンコンピューターおよび電装品保護の為にメモリーバックアップをとります。
これは電装品トラブル防止の為にぜひとも実施したい工程です。
メモリーバックアップにはいくつか方法がありますが、今回はOBD2端子を用いたメモリーバックアップ作業を行います。
詳しくは当ページ後半にてご説明致します。
当マーチのOBD2端子は運転席のここの位置にありますので、被っているトリムを外します。
※クリップではめ込まってるので引っこ抜くように外します
トリムを外すとOBD2カプラーが出てきます(白いやつ)
ここちらにメモリーバックアップ用の電源を差して作業開始となります。
バッテリー外し
マーチのバッテリーはエンジンルーム内にあります
始めにマイナス端子を外します
続いて赤いカバーを開けてプラス端子を外します
中央でバッテリーを固定しているステーを外します。
両サイドのナットを緩めて、下まで延びてるロッドを遊ばせてうまい具合に外します。
以上をすべて外すとバッテリーを持ち上げると外れるようになります。
バッテリーは見た目以上に重量がありますので、腰を痛めたり、落下による車体の損傷や、ケガに注意します。
バッテリーの取り付け
取り付ける際は、取り外しと逆の手順で作業していくだけです。
端子の接続はプラス端子→マイナス端子の順番で接続します
プラス端子、マイナス端子、ステーにゆるみが無いか確認したら、メモリーバックアップを外して作業完了となります。
10mmのソケットドライバーがあると作業がはかどるのでオススメです。
K13マーチnismoSのバッテリー交換の注意点まとめ
最後にK13マーチnismoSのバッテリー交換時の注意点をまとめました。
メモリーバックアップをとる
K13マーチnismoSのバッテリー交換時はメモリーバックアップを取る事をお勧め致します。
バックアップをしておかないとカーナビデータがリセットされたり、学習していたエンジンコンピューターがリセットされてエンジンの調子が悪くなる可能性があるので注意が必要です。
端子の取外し・接続順序
バッテリー端子を外す時は
マイナス端子を外してからプラス端子を外すようにします。
接続する時は取外しとは逆に、
プラス端子を接続してからマイナス端子を接続するようにします。
「マイナスで始まってマイナスで終わる」と覚えましょう。
K13マーチnismoSのバッテリー選びは大切
エンジンコンピューターなどの重要な電装品を装着するK13マーチnismoSのバッテリーの購入は、パワーと長寿命を実現したメンテナンスフリーバッテリーを扱うカー・エイドがオススメです。
バッテリー専門店のカーエイドなら車種別に検索できるので、バッテリー購入でありがちな「間違えた品番を購入してしまう」という心配も無く、安心して購入出来ます。
K13マーチnismoSのバッテリーは下のバナーから購入出来ます。
※車検証をお手元に用意してご確認下さい。
※ホームセンターやカー用品店などで単に安売りされているものは、パワー・寿命に疑問があり、最悪の場合外出先でのバッテリー上がりになる可能性もあるのでオススメしておりません。