マーチのドアの内張り(トリム)の外し方を紹介します。
このトリムを外すことによって
ドアスピーカー交換やドアミラー交換を始め、
ドアロックアクチュエーターやパワーウィンドーモーターの交換も出来るようになります。
作業したのはK12型のマーチです。
グレードは14Sですが、同系統のマーチであれば作業内容は概ね共通となります。
※年式、グレード、仕様により一部作業内容が異なる場合があります。
K12系マーチのドア内張りの外し方
こちらの内張りを外します。
インナーハンドルのパネルを外します。
内貼りはがしを使って浮かせるようにして外します。
続いてパワーウィンドースイッチパネルを外します。
こちらも内貼りはがしを使って浮かせるようにして外します。
パワーウィンドースイッチの裏にカプラーがあるので外せば、パネルが取り外せるようになります。
すると中にネジがあるので外します。
内張り本体はクリップで固定されているので、
下側の端に内張り外しを入れて、浮かせるようにして外します。
内張り上部は差し込まってるので、下側を浮かせるように外したら上に引き抜くようにして外します。
これでドアトリムの取外しが完成です。
組み付ける際は、分解とは逆の手順で作業していきます。
尚、今回は左のフロントドアを作業しましたが、右側や、後部座席のドア内張りも基本的な構造は同等となります。
注意
ネジやクリップの紛失に注意します。
また、ネジやクリップの付け忘れや、各配線コネクターの差し忘れや接触不良にも気を付けましょう。
内装や電装品のDIYにはドライバーなどの通常の工具に加えて「内張はがし」のセットや「検電テスター」などあると作業がはかどるのでオススメです。