スズキのソリオのバッテリーを交換しました。
このページではソリオのバッテリー交換方法と、交換時の注意点を紹介します。
作業したのはMA15S型のソリオです。
三菱のMB15S型デリカD2もOEMで作られているので作業内容は共通となります。
MA15S型ソリオのバッテリー交換方法
メモリーバックアップ
まずはOBD2カプラーからメモリーバックアップを取ります。
バックアップを取らないと電装品のトラブルを引き起こす可能性があります。
※この記事後半で説明致します。
ソリオのOBD2カプラーは運転席ハンドル下のこのあたりにあります(赤矢印で差してある箇所
これです。
ここにメモリーバックアップのカプラーを差します。
バッテリーを外す
年式、グレード、仕様によって作業内容が異なる可能性もございますが下の写真と同じ配置のエンジンルームであれば作業内容は共通かと思います。
↑の写真の赤丸で囲っているのがバッテリーです。
このバッテリーを交換します。
バッテリーを固定しているステーを外します。
ナットを緩めてロッドを外す事でステーを外すことが出来ます。
バッテリー端子の外す順番に注意
続いてバッテリー端子のマイナス側を外します。
マイナスを外したらプラス側を外します。
プラスは赤いカバーを開ける事で外すことが出来るようになります。
ステー・マイナス・プラスを外すとバッテリーを持ち上げると取り外せるようになります。
バッテリーは非常に重いので、腰を痛めないように注意します。
バッテリーの取付
新しく取り付けるバッテリーを搭載します。
バッテリー端子を接続してステーで固定します。
※バッテリー端子を取り付ける際はプラス端子⇒マイナス端子の順番で接続します。
最後にメモリーバックアップを外して電装品関係に問題が無いかか確認して作業完了となります。
手順を把握しておけばとても簡単なので是非DIYにチャレンジしてみてください。
10mmのソケットドライバーがあると作業がはかどるのでオススメです。
15系ソリオ/デリカD2のバッテリー交換の注意点まとめ
最後に15系ソリオ/デリカD2のバッテリー交換時の注意点をまとめました。
メモリーバックアップをとる
バッテリー交換時はメモリーバックアップを取る事をお勧め致します。
バックアップをしておかないと学習していたエンジンコンピューターがリセットされて、エンジンの調子が悪くなる可能性があるので注意が必要です。
詳しくは別記事でも紹介しています。
端子の取外し・接続順序
バッテリー端子を外す時は
マイナス端子を外してからプラス端子を外すようにします。
接続する時は取外しとは逆に、
プラス端子を接続してからマイナス端子を接続するようにします。
「マイナスで始まってマイナスで終わる」と覚えましょう。
15系ソリオ/デリカD2のバッテリー選びは大切
エンジンコンピューターなどの重要な電装品を装着する15系ソリオ/デリカD2のバッテリーの購入は、パワーと長寿命を実現したメンテナンスフリーバッテリーを扱うカー・エイドがオススメです。
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※車検証をお手元に用意してご確認下さい。
※ホームセンターやカー用品店などで単に安売りされているものは、パワー・寿命に疑問があり、最悪の場合外出先でのバッテリー上がりになる可能性もあるのでオススメしておりません。