L150系のムーヴの助手席側のドアロックが出来なくなってしまったので、ドアロックアクチュエーター交換をしました。
※150系(L150S・L152S・L160S)
ドアロックが使えなくなる一番の原因はこのドアロックアクチュエーターの故障が考えられます。
グレードはL、カスタムX、カスタムR、カスタムRS、リミテッド、ターボ、4WDも構造は同じなので作業内容は同じとなります。
※一部グレードによっては仕様により作業が異なる場合がございます。
L150系ムーヴのドアロックアクチュエーター交換方法
ドアロックのアクチュエーターはドアの内部に収まっているので、ドアの内張りを外す必要があります。
150系ムーヴのドア内張りの外し方はコチラの記事で紹介しているのでご参照ください
https://kurumaneta.com/2016/09/move-150-doortrim/
これが内貼りが外れた状態です↓

ビニールカバーを剥がしておきます。
ドアインナーハンドルを外して、ハンドル裏で繋がっているワイヤーを外します。


内部を覗くと、ドアアウターハンドルに繋がっているロッドと、キーロックシリンダーに繋がっているロッドがありますので、上のアウターハンドルに繋がっている方を外します。
プラスチックでロックされているので割らないようにロックを外します。
キーロックシリンダーに繋がっているロッドはアクチュエーター側から外した方が簡単です。
こちらもプラスチックロックを外せば簡単に外れます。
ドアロックアクチュエーターを固定しているネジと、窓ガラスのレールを固定しているボルトを外します。
ボルトを外したら、窓ガラスのレールを下に引き抜くように外します。
※この時窓ガラスは開けずに、上まで閉めておきます。
レールを外すとアクチュエーターが外せるようになります。
アクチュエーターに刺さってるカプラーを抜いて、外に取り出します。
取り外せました。
ドアロックアクチュエーターはカプラーが刺さっていた黒い部分です。
中古品や新品を用意したらこのアクチュエーターだけ交換すれば大丈夫です。
組み付ける際は、取外しとは逆の手順で作業します。
ネジの付け忘れや締め忘れ、カプラーの差し忘れに注意しましょう。
全て組み付けたら作動確認をして完了となります。
ドライバーなどの通常の工具に加えて内張はがしがあると作業がはかどるのでオススメです。