BP5のレガシィツーリングワゴンにECLIPSEのカーナビを取り付けたので紹介します。
取り付けたレガシィは平成17年式BP5のC型のツーリングワゴンですが、BL5のレガシィB4やアウトバックも大まかな作業内容は共通となります。
一部のグレードやマッキントッシュサウンドやメーカーオプション(MOP)のナビが付いていると作業内容が異なりますので注意です。
BP/BL系レガシィにカーナビを取り付ける方法
こちらのオーディオが付いていない状態のレガシィにナビを取り付けます。
※恐らく前のオーナーがナビを取り外したものと推測されます
上の写真と違ってオーディオとエアコンスイッチが一体型になっているパネルが付いている場合はディーラーオプションの「AVパネルセット(H6217AG902SC)」が必要になります。
※上の写真は既にAVパネルセットが取り付けられている状態となります。
さらに上部にメーカーオプションのナビが取り付けられている場合でもAVパネルセットと、ビートソニックから販売されている専用のハーネスキットを使う事で社外ナビを追加で設置出来ます。
※適合があるのでご購入の際はよく確認してご購入ください。
各パネルの外し方
ナビを取り付ける為に、インパネ周りの各パネルを外していきます。
パネルの脱着には内張はがしがあると作業がはかどるのでオススメです。
作業前に、パネルに傷がつかないようにマスキングテープを使って保護しておくと良いでしょう。
シフトパネルを外す
シフトパネルを外します。
シフトはネジのように回して外します。
内貼りはがしを使って浮かせます。
浮かせたら手で上に引き上げるように外します。
すると灰皿裏にカプラー配線がきてるので、外します。
取外し完了です。
次に両脇のパネルを外します。
シフトパネルを外すと出てきたこの2本のネジを外します。
あとは内貼りはがしを使って浮かせるようにして外していきます。
反対側も同じようにして外します。
オーディオパネル外し
この6本のネジを外すと、オーディオパネル(インパネ)とエアコンスイッチが外れます。
ハザードスイッチとエアコンのカプラーを外します。
※ナビやオーディオが付いていたらそのカプラーも外します。
外れました。
地デジ&GPSフィルムアンテナの取付
地デジのアンテナを貼り付けます。
各トリム外し
フロントピラー(Aピラー)トリムを外します。
内貼りはがしを使って浮かせながら外します。
グローブボックス下のパネルと、助手席足元のパネルを外します。
フィルムアンテナの取付
フィルムはフロントガラスの上部に貼り付けます。
アンテナ端子をフィルムに貼り付けたら、アンテナの線をフロントガラスとルーフトリムの隙間に入れて隠します。
そのままフロントピラーまで引き回して、フロントピラートリムで隠れるようになるようにピラーを這わせます。
ピラーとダッシュボードの隙間にアンテナ線を入れます。
すると足元にアンテナ線が出てきます
アンテナ線はそのまま足元のマットに隠れるように這わせて、カーナビを取り付ける位置まで引き回しておきます。
各配線の処理
車種別オーディオハーネスキットを用意して、ハーネスと接続します。
また、レガシィのラジオアンテナカプラーは特殊な形状なので、社外ナビや社外オーディオを接続する際は専用のアダプターを取り付ける必要があります
車速センサー、パーキングブレーキ信号、バック信号
車速とパーキングは運転席側のカプラーから取り出すことが出来ます。
カロッツェリアの車種別JUST FITで紹介されているのでご参照ください。
http://www.alpine.co.jp/support/fitting/
※パーキングブレーキ信号をアースに落とすことで走行中にTVの閲覧やナビ操作が出来るようになりますが危険なのでやめましょう。
組み付け
AVパネルセットにナビ本体を組み付けます。
車両側の配線と、カーナビ本体を接続します。
電源カプラーや車速センサー、アンテナ線など接続し忘れが無いように注意しながら、接続します。
取り外してあったトリム、パネルを取外しとは逆の手順で組み付けていきます。
動作確認
動作確認をして問題無ければ作業完了となります。
動かなかったら?
各配線、カプラーがしっかりはまってるか確認します。
アースがしっかり接地されていて、接触不良を起こしていないか確認します。
オーディオのヒューズが飛んでいないか確認します。
どうしても電源が入らなかったり、作動がおかしかった場合は初期不良の可能性があるので販売元に確認してみましょう。
パネルの脱着には内張はがしがあると作業がはかどるのでオススメです。