ハイエースにセルスターのドライブレコーダーを取り付けましたので紹介します。
作業したのは新車の200系後期型のハイエースバンです。
TRH-200V型、DXのGLパッケージですが、型式やグレード、軽油・ガソリン車などは不問で作業方法は共通です。
200系ハイエースにドライブレコーダーを取り付ける方法
取り付けた部品
取り付けたのはセルスターのCSD-570FHと、駐車中もカメラを起動出来るようにする常時電源ハーネスGDO-05です。
パネルを外す
ドライブレコーダーを取り付ける際に電源を取ったり、カメラやドラレコ本体を設置する為に各パネルを外していきます。
パネルの脱着には内張はがしがあると作業がはかどるのでオススメです。
オーディオパネル外し
最初にオーディオパネルを外します。
傷防止の為、マスキングテープで保護しておきます。
シフトノブが邪魔なので外します。
反時計回りに回せば簡単に外れます。
先端は危ないのでこちらもマスキングテープなどで保護しておきます。
ノブを外したら、内貼りはがしを使って、オーディオパネルを少しずつ浮かせていきます。
※クリップではまっているだけなのでゆっくり力を入れながら浮かせれば外れます。
すこしずつ浮かせればカンタンに外れます。
外れました。
これでオーディオハーネスから電源を取る事が出来ます。
グローブボックス外し
次にグローブボックスを外します。
今回、ドラレコの本体部分をグローブボックスに設置しました。
グローブボックス開けると上部左右がロックされるので、ロック部分を外すようにずらしてあげると簡単に外れます。
ロックを外すと根本がフックで引っかかってるだけなので、軽く持ち上げるようにすると外れます。
ピラートリム外し
カメラをフロントガラス上部に取り付ける際、ハーネスを外から見えないようにするため、ピラートリムを外して、中に隠します。
まずはピラーハンドルを外します。
2つの目くら蓋を内貼りはがしや小さいマイナスドライバーなどで取ります、
すると中にネジが留ってるので外します。
するとハンドルが外れます。
次にふちのゴムを浮かせます。
隙間に内貼りはがしなどをいれて、トリムを浮かせるように外します。
最後に引き抜くようにして外します。
外れました。
ドライブレコーダー取付
各パネルをはずしたらドライブレコーダーの取付をします。
カメラ取付
まずはフロントガラス上部にカメラを設置します。
取り付けは両面テープの為、接着する箇所の汚れを取り脱脂します。
カメラを貼り付けます。
カメラにハーネスを接続します。
ハーネスはルーフトリムの隙間に入れて見えないようにします。
そのまま左のピラー部分まで移動させます。
ハーネスはピラーとダッシュボードの隙間に入れます。
ハーネスが遊ばないように、結束バンドなどで固定しておきます。
ダッシュボードの隙間に入れたカメラハーネスはグローブボックス裏に出てきますので、余った配線は丸めておきます。
電源
電源はオーディオハーネスから取って、グローブボックス裏まで配線します。
カメラハーネスと電源ハーネスはグローブボックス裏の右あたりの位置に置いておきます。
グローブボックス加工
グローブボックスに穴を開けました。
取り付け
カメラハーネスと電源ハーネスを、グローブボックスの穴に入れて、グローブボックスを取り付けます。
説明書に従い、ドラレコの本体にカメラハーネスと電源ハーネスを接続して設置します。
この時点で一度電源を入れて、カメラが作動するか確認します。
電源が入る事を確認したら、取り外していた各パネルを、取外しとは逆の手順で組み付けて完成となります。
注意
組み付けの際は、カプラー、ネジ、クリップなどの付け忘れがないように注意しましょう。
パネルの脱着には内張はがしがあると作業がはかどるのでオススメです。