新車で購入した200系後期のハイエースにECLIPSEのカーナビを取り付けました。
作業したのは200系後期型のハイエースバンです。
TRH-200V型、DXのGLパッケージですが、型式やグレード、軽油・ガソリン車などは不問で作業方法は共通です。
オーディオレスの状態で購入したので、何も付いていません。
200系後期ハイエースバンにカーナビを取付ける方法
パネルの脱着には内張はがしがあると作業がはかどるので用意しておくことをお勧めします

各パネルを外す
ナビを取り付けられる状態にするために、各パネルを外していきます。
その際、傷がつきそうな場所はマスキングテープを使って保護していきます
シフトノブを外す
シフトノブを外します。
くるくる回せば取れます。
ノブを外したらシフトの先もテープを巻いておきます。
オーディオパネルを外す
次にオーディオパネルを外します。
クリップではまってるだけなので、内貼りはがしを使いながら、傷を付けないように慎重にパネルを浮かせていきます。



全体的に浮かせるように力を入れて、手前に引っこ抜くように外します。

外れました。
オーディオステー外し
オーディオステーがネジで留まってるので外しておきます。
グローブボックス外し
グローブボックスを開けると、ストッパーで留まる仕組みになってるので、左右のストッパーがついてるあたりを中央に力を入れるようにしてストッパーを外します。

すると簡単に外れます。
フロントピラートリム外し
地デジとGPSのアンテナのフィルムアンテナを取り付ける為にフロントピラー(Aピラー)のトリムを外します。
まずはピラーハンドルに付いてる目くら蓋2つを内貼りはがしなどを使って外します。

するとネジで留まってるのでそれも外します。
ネジを外すとピラーハンドルを外せるようになります。
次にフチに付いてるゴムを外します。
これも内貼りはがしなどをうまくつかって浮かせるようにします。
※全て外さないでピラー部分のみうかせるだけでOKです。

ゴムを浮かせて出来た隙間に内貼りはがしなどをつかってテコの原理でピラートリムを浮かせるように力を入れます。
するとクリップでついてるだけなので簡単に取り外すことが出来ます。

ナビの取付
今回取り付けたのはECLIPSEのAVN-SZ05iWです。
地デジ、GPSフィルムアンテナ取付
フィルムアンテナを貼る位置を正確にするためにガラスの外側からマスキングテープを貼って、そこにマジックで印をつけます。
フィルムアンテナを貼る場所を脱脂します。

印に合わせてフィルムアンテナを貼り付けます。
接着面に触ってしまうと指紋やホコリがついてしまうので気を付けます。
フィルムアンテナを貼ったら、アンテナ線を貼り付けます。
アンテナ線はガラスとルーフトリムの隙間に入れて隠します。
アンテナ線をそのまま隠しながらフロントピラーに持ってきて、ピラーとダッシュボードの隙間に入れます。
その際、ピラートリムを取り付けた時にアンテナ線が隠れるようにします。
線が遊ばないように結束バンドなどで固定します。

ピラーとダッシュボードの隙間に入れたアンテナ線は、グローブボックス裏に出てきます。
出てこない場合は手を入れて探っていればわかります。
アンテナ線はそのままグローブボックス裏からオーディオ裏まで取り回します。
オーディオ裏に出てきたら、ナビを取り付ける時を考えて少し余裕をもっておきます。
余った線はグローブボックス裏で丸めて邪魔にならない場所に結束バンドで固定しておきます。
配線接続
各配線を接続します。
ハイエースに社外ナビを取り付ける場合は車種別オーディオハーネスキット、車速配線カプラー、ラジオアンテナ変換コードが必要になりますが、このエーモンのキットを使うと必要なものが全て揃っているので簡単です。
車種別オーディオハーネスキット
ハイエースに社外ナビを取り付けるのに必要なオーディオハーネスキットを接続します。
車速センサー・バック信号・パーキング信号
すでにオーディオ裏にナビ接続用のカプラーがきているので、そこに変換カプラーを咬ませるだけです。
※パーキング信号をアースに落とすことで走行中でも映像を映し出すことができます。
ラジオアンテナ変換ハーネス
ハイエースのラジオアンテナは専用形状のカプラーになっているため、こちらにも変換カプラーを咬ませる必要があります。
ナビ本体の取付
アンテナ、電源、車速などを接続したらあとはナビ本体を取り付けるだけです。
※最初に取り外しておいたオーディオステーを、新しく取り付けるナビ本体の左右に取り付けておきます。
取付説明書を見ながら各配線を確実に接続していきます。
接続が甘いと、接触不良などを起こしてナビに電源が入らなかったり、ショートしてヒューズが飛ぶ恐れがります。
接続が完了したら一旦動作確認をしてみます。

組み付け
問題無ければ、取り外していた各部品、トリム類を組み付けていきます。
ネジやクリップの付け忘れに注意します。
確認・完成
全て組み終わったら初期設定をして完成となります。
あるとよい工具
パネルの脱着には内張はがしがあると作業がはかどるのでオススメです。