150系のランドクルーザープラドにカロッツェリアのETC(ND-ETC7)を取り付けました。
ETC2.0やドライブレコーダーを取り付けたい際にも応用できますのでご参照ください。
作業をしたのは中期型のディーゼル車です。
作業内容は前期型のガソリン車でも共通ですので参考にしてください。
またグレードもTX、TX-Lパッケージ、TZ、TZ-Gなども不問となりますが、
助手席側グローブボックスを開けた時に、グローブボックス内の右上にETC用のスペースがある事が前提となりますので、今一度ご確認下さい。
150系ランクルプラドにETCを純正位置に取付ける方法
グローブボックス外し
オーディオ裏からピラーまでアンテナ線を通す為にグローブボックスを外します。
グローブボックスを開けると左にストッパーピンがあるので外します。
ピンを外すと根本2か所がフックで留まってるだけなので取り外せられるようになります。
下の黒いトリムを外します。
次にダッシュボード上の木目パネルを外します。
クリップで付いてるだけなので内張りはがしなどで外します。
するとボルトが見えるので外してグローブボックスごと外します。
※取外し後の写真は撮り忘れました
グローブボックスを外すと、ETCを取付けるパネルも外せるようになります。
ETC取り付けパネルの加工して、本体取り付け
他のトヨタ車についていた純正ETCなら、そのまま流用できるかと思いますが(要確認)
今回取付けるのはカロッツェリアのETCなので加工が必要でした。
というわけで、ETC本体がうまく付くようにドリルやカッターを使ってザクザク切ります。
出来たのがコチラ

これにETC本体を両面テープで付けます。
いい感じに付きました。
これを先ほどのグローブボックスパネルに付けます。

すると表から見るとこんな感じになりました。
隙間が空いた場所はスポンジテープで埋めます。
※注意
中古のETCを取り付ける際は、取り付ける前にETC本体に貼ってある車載器番号など書いてあるシールを写真に撮っておきましょう。
その番号がセットアップに必要になります。
ETCアンテナ取り付け
フロントピラー(Aピラー)のトリムを外します。
最初に淵のゴムを取ります。
挟まってるだけなのでつまんで力を入れれば簡単に外れます。
※全て外さないで、ピラー部分だけでOKです。
次にピラーハンドルを外します。
2か所目くら蓋が付いてるので内張り剥がしなどを使って蓋を取ります。
するとネジがあるので外します。
※作業内容は左右共通です。
するとハンドルが外れます。
ピラートリム自体はクリップではまってるだけなので、引っこ抜くように力を入れると簡単に外れます。
ETCのアンテナを貼る位置を決めて、ルーフトリムで挟んでおきます
ルーフトリムからフロントピラーまで配線をもっていて、ピラートリムで隠れるよに配線します。
アンテナ線をピラーとダッシュボードの隙間からダッシュボード内へ入れます。
ダッシュボード内のETC本体位置辺りまでアンテナ線を通します。
配線が余ったら丸めて邪魔にならない場所に固定しておきます。
電源
今回取り付けたのはカロッツェリアのETCなので、サイバーナビに直接取り付けることが出来ますので、カーナビ裏まで配線を通します。
こちらも配線が余ったら丸めて固定しておきましょう。
接続・組み付け
ETCの取付と、配線処理が終わったらアンテナ線、電源配線をETC本体に差します。
取り外した順番とは逆に、グローブボックスを組み付けていけば完成です。
純正位置なので、とても自然に付きました。
セットアップも忘れずにしておきましょう。
※注意
中古のETCを取り付ける際は、取り付ける前にETC本体に貼ってある車載器番号など書いてあるシールを写真に撮っておきましょう。
その番号がセットアップに必要になります。
ドライバーなどの工具に加えて内張はがしなどあると作業がはかどるのでオススメです。