ライズに走行中にテレビが見れるようになるTVキット(TVキャンセラー)を取り付けたのでご紹介します。
作業したのは新車のA201A型のZグレードです。
純正の「ディスプレイオーディオ」が取り付けられている仕様です。
※パノラミックビューつき
A200A/A210A型や、ダイハツのロッキーも同じ仕様であれば作業内容は共通になるはずです。
※一部仕様グレードにより作業内容が異なる場合があります
ライズにTVキット(TVキャンセラー)を取り付ける方法
こちらの純正ディスプレイオーディオが取り付けられている仕様の作業となります。
※ナビレディパッケージの場合は用意する配線が異なりますのでご注意ください。
TVキットの準備
取り付けたのはデータシステムの【DTV415】というTVキット(TVキャンセラー)です。
ディスプレイオーディオ装着車の場合は安価なハーネスが売られていないのでこちらを用意する必要があります。
購入前に必ず適合確認をお願いします
尚、こちらのキットには切替スイッチが備え付けられてあり、キャンセラー機能のON/OFFを操作することが出来ます。
とはいうものの「いちいちON/OFF切替え操作が面倒」、「ずっとTVが見れるようになっていればOK」という場合は切替スイッチを取付けずにキットを取り付けることも可能です。
ということで、今回は切替スイッチ無しで取り付けました。
これで操作不要で走行中もTVの視聴が出来るようになります。
切替不要の場合は↓の写真のように〇のジャンパーピンの外して取り付けます。
また、□のスイッチハーネスも邪魔なので外して取り付けしました。
スイッチも使用したい場合は、上記の取り外しは不要で、そのまま取付け作業に入ります。
TVキット取り付け
まずは上部のカバーを外します。
クリップで固定されているだけなので内張りはがし等を使用して浮かせるようにして外します。
※作業時には養生テープ等でパネルの傷防止をすることをお勧めします
手前側を少し浮かせたらあとは手でゆっくり力をいれると外れます。
外れました。パネル裏側を見ると合計9か所のクリップで固定されているのがわかります。
ディスプレイを固定している4つのボルトを外します。
少し上に持ち上げながら手前に引き出します
裏側を見るとカプラーがあるので、写真の2か所を外します
外したカプラーのオス側・メス側それぞれにTVキットのアダプターを差し込みます。
※アダプターは対象のカプラーに入る形状になっているので差し間違えることはないでしょう。
カプラーがしっかり奥まで差さっている事を確認し、元通りに組み付けます。
組付けに配線が邪魔にならないように仕舞いながら作業します。
ゆるみ・ガタつきがないよう、しっかり固定して元通りにしたら作業完了です
各動作確認をして作業完了となります。
走行中もTV映像、HDMI映像も見る事が出来、ディスプレイオーディオの操作も可能となりました。
純正パノラミックビューカメラ映像やステアリングリモコンでの操作も問題ありませんでした。
今回の作業ですが、専用のハーネスも売っていて簡単な道具があれば難しくありません。
必ず購入前に適合確認をお願いします。
バッテリーを外してパワーウィンドーのオート機能が無効になった場合は一度全開にしたあと、スイッチ操作で閉めてスイッチ操作をそのまま5秒ほど閉め続けると、オート機能が使えるようになります。
その他、リセットされているものがある場合は適宜元に戻します。
便利な工具
作業はドライバーなどの基本工具に加えて内張はがしやクリップ外しがあると傷をつけづらく、作業もスムーズなのでオススメです