新車のトヨタのライズに7インチワイドサイズのカーナビを取り付けたのでご紹介します。
作業したのはA201A型のZグレードです。
バックカメラ&パノラミックビューが取り付けてあるオプション「パノラミックビュー対応ナビレディパッケージ」です。
なので、パノラミックビューが映るように取り付けました。
A200A/A210A型や、ダイハツのロッキーも同じ仕様であれば作業内容は共通になるはずです。
※一部仕様グレードにより作業内容が異なる場合があります
ライズにカーナビを取り付ける方法
今回取り付けたのはKENWOODの【MDV-L309W】です。
7インチワイド2DINサイズのカーナビです。
※一緒にドライブレコーダーも取り付けましたが、別記事にてご紹介します。
ライズのフロントガラスサイズですとカーナビサイズは9インチよりも7インチの方が視界が確保できて、運転しやすいという声もあります。(好みですね)
用意したもの
※購入前に必ず適合確認をお願いします
標準のオーディオ枠は9インチ用となっている為、7インチワイドを取り付けるには以下の純正部品の【カーナビ取付けパネルキット】を使用します。
※トヨタ・ダイハツから販売されていますが形状は同じですね
トヨタ純正品番:08606-B1160
ダイハツ純正品番:08606-K1005
カーナビと車両を接続するにはアダプター(配線)も必要となりますので別途用意が必要です。
今回用意したのはエーモンの車種別オーディオカプラー【Y-2555】です。
電源類の接続に加えて、車速センサーなどもカプラーオンで取り出し出来る便利なアダプターです。
続いてパノラミックビュー及びバックカメラを映すためのアダプターで、データシステムのカメラ接続アダプター【RCA102D】を用意しました。
以上のパネルきっととアダプターがあれば7インチサイズの社外品のカーナビをパノラミックビュー対応ナビレディパッケージ装着のライズに取り付けることが出来ます。
ナビレディパッケージはアダプターが異なる
尚、バックカメラのみの「ナビレディパッケージ」の場合はカメラ接続アダプターはRCA102Dではなく、【RCA103D】が必要となります。
カーナビ取り付け
これが取り付け前。
オーディオレスで穴の開いた状態です。
養生テープなどで周辺パネルを傷防止の保護をします
前面パネルを外します
カバーパネルをガポっと外します
ハーネス接続
車両側のオーディオ電源、車速等のカプラーが固定されているので解放します。
オーディオハーネス(Y2555)とカメラアダプター(RCA102D)を接続します。
取扱説明書にならいオーディオハーネスに社外カーナビのハーネスも接続します。
※ハーネス接続の際にパーキングブレーキの信号をアース(マイナス)に接続することで走行中もTV映像が映ったり、ナビ操作が可能となります。が、危険なのでやめましょう。
フィルムアンテナ・GPSアンテナ取り付け
地デジ(今回はワンセグ)用のTVフィルムアンテナを貼り付けます。
左のフロントピラートリムを外します。
淵の黒いゴムを浮かせておいて、①ピラー上部を垂直方面に引き抜くようにしてクリップを外して、②根元を上に引き抜くようにして外します。
※一部クリップがピラー側にロックされている場合がありますがその場合はペンチなどで軽くひねってあげることで外れますのでピラートリムの方に付け替えておきます
続いてグローブボックスも外します。
グローブボックスを開けて左のダンパーのロック部分を外して引っ張ることでグローブボックスが外れます
フィルムアンテナを貼り付けたら、アンテナ端子をフィルムに貼り付けて接続します。
※湿気の多い日や寒い日は貼り付けづらいことがありますがその際はドライヤーを当てて乾燥させると貼り付けやすくなります
※今回はワンセグのため、アンテナは1本のみですが、フルセグ用に4本アンテナを貼り付けるには自動ブレーキのカバーも外しておくと作業がはかどります。
カバーはクリップで差し込まって固定されていますので、フロントガラスに沿わせるようにして押しスライドさせると外れます
GPSアンテナはダッシュボード上に設置します。
GPSとTVのアンテナ線は先ほどピラートリムを外したときに出来たダッシュボードとの隙間に入れます。
するとグローブボックスの裏側に出てきますので、そのままカーナビ取り付け予定の場所まで引き回していきます。
※配線は長く余るはずなので、グローブボックス裏側でまとめて、各部干渉しないようにしっかり固定してきます。
ピラーにはエアバッグもありますので、通した配線はエアバッグと干渉しないように固定しておきます。
カーナビ固定
カーナビ本体の両サイドにパネルキットに入っていたステーを取り付け固定します。
カプラー・ハーネスを接続します。
取付け甘がないようにしっかり奥まで差し込みます。
また配線類が手前にあると、配線が邪魔でナビがしっかり固定できない場合があるのでなるべく奥の方へ仕舞います。
ナビ本体を取り付けしっかりネジで固定して、カバーを取り付けます。
最後に動作確認して問題がなければ作業完了となります。
もちろんパノラミックビューも映ります。
ハンドルを回せばガイド線も曲がります。
ナビが動作しない場合
- 各配線しっかり差し込まれてるか確認する(特にアース線)
- ヒューズが飛んでいないか確認する
※バッテリーを外さないで作業すると、作業中にショートさせている可能性あり - ナビ本体の初期不良を疑う(あまり考えられない)
以上、確認します。
動作しない場合はだいたい配線の接続不良かヒューズ飛びが原因です。
用意したもの・工具
※購入前に必ず適合確認をお願いします
用意したもの
7インチワイドを取り付けるには以下の純正部品の【カーナビ取付けパネルキット】を使用しました
トヨタ純正品番:08606-B1160
カーナビと車両を接続するアダプター(配線)はエーモンの車種別オーディオカプラー【Y-2555】
電源類の接続に加えて、車速センサーなどもカプラーオンで取り出し出来て便利です。
パノラミックビュー及びバックカメラを映すためのカメラ接続アダプター【RCA102D】
以上のパネルキットとアダプターがあれば7インチサイズの社外品のカーナビをパノラミックビュー対応ナビレディパッケージ装着のライズに取り付けることが出来ます。
※パノラミックビュー無しでバックカメラのみの「ナビレディパッケージ」の場合はカメラ接続アダプターはRCA102Dではなく、【RCA103D】が必要となります。
便利な工具
ライズのカーナビ作業はドライバーなどの基本工具に加えて内張はがしやクリップ外しがあると傷をつけづらく、作業もスムーズなのでオススメです