ヴィッツのバッテリー交換をしたので交換方法と注意点を紹介します。
作業したのはNCP91型のヴィッツです。
90系 ヴィッツ であれば排気量が異なっても作業内容は概ね共通かと思います。
(90系ヴィッツの型式:SCP90、NCP91、NCP95、KSP90)
90系ヴィッツのバッテリー交換方法
メモリーバックアップ
バッテリー交換前に、電装品のトラブル防止の為にメモリーバックアップをとります。
メモリーバックアップについては後ほどご説明いたします。
今回はOBD2カプラーを使用したメモリーバックアップをします。
91系ヴィッツのOBD2カプラーの位置は運転席の足元にあります(写真ご参照)
OBD2カプラー用のメモリーバックアップカプラーを差して準備okです。
バッテリー交換作業
91系ヴィッツのバッテリーはエンジンルームの助手席の前あたりにあります。
まずはマイナス端子を取り外します。
※10mmのソケットドライバーを使用しました
続いて赤いカバーを開けて中にあるプラス端子を取り外します。
こちらもソケットドライバーを使用しました
最後に真ん中でバッテリーを固定しているステーを外します。
※ナットを緩めてロッドが動くようになるとうまい具合に外せるようになります
以上を全て外すと持ち上げられるようになるので、バッテリーを取り外します。
新しいバッテリーを搭載したら、取外しとは逆の手順で取り付けていきます。
端子の接続は必ずプラス端子⇒マイナス端子の順番で取り付けます。
メモリーバックアップカプラーを外して作業完了です。
あると便利な工具
バッテリーの端子とステーを外す時にスパナやレンチでも作業出来ますが、ソケットドライバーやラチェットレンチがあると作業がしやすいです。
また、電装品トラブル防止にメモリーバックアップもあるとよいでしょう。
90系ヴィッツのバッテリー交換時の注意点
90系ヴィッツのバッテリー交換する際の注意点です。
作業中に説明した内容と重複する箇所もございますが、それほど大切な事とお考え頂ければ幸いです。
メモリーバックアップをとる
90系ヴィッツのバッテリーを交換する時はメモリーバックアップを取る事をお勧め致します。
バックアップをしておかないと学習していたエンジンコンピューターがリセットされて、エンジンの調子が悪くなる可能性があるので注意が必要です。
また電装品のトラブル防止にもなります。特にトヨタ系の純正カーナビはパスワードロックが掛ってしまう可能性あります。
詳しくは下記をご覧下さい
⇒バッテリー交換の必需品!OBD2を使ったメモリーバックアップのススメ
端子の取外し・接続順序
バッテリー端子を外す時は
マイナス端子⇒プラス端子の順番
接続する時は取外しとは逆に、
プラス端子⇒マイナス端子の順番
「マイナスで始まって、マイナスで終わる」と覚えるとよいでしょう。
組み付け時の注意
- ネジやナットの締め忘れや、クリップなどの付け忘れに注意する
90系ヴィッツのバッテリー選びは大切
エンジンコンピューターなどの重要な電装品を装着する90系ヴィッツのバッテリーの購入は、パワーと長寿命を実現したメンテナンスフリーバッテリーを扱うカー・エイドがオススメです。
バッテリー専門店のカーエイドなら車種別に検索できるので、バッテリー購入でありがちな「間違えた品番を購入してしまう」という心配も無く、安心して購入出来ます。
90系ヴィッツのバッテリーは下のバナーから購入出来ます。
※車検証をお手元に用意してご確認下さい。
※ホームセンターやカー用品店などで単に安売りされているものは、パワー・寿命に疑問があり、最悪の場合外出先でのバッテリー上がりになる可能性もあるのでオススメしておりません。