ムラーノのバッテリー交換をしたので、交換方法と交換時の注意点をご紹介致します。
作業したのはZ50型です。
2500ccエンジンを積んでいるモデルであれば作業方法は共通ですが、3500ccエンジンでも大まかな流れは同じなのでご参照くださいませ。
Z50型系ムラーノのバッテリー交換方法
バッテリーの位置を確認します。
ムラーノバッテリー位置はエンジンルームの右側(助手席側)にあります
場所を確認したら作業に入ります。
メモリーバックアップをとる
まずはバッテリー交換前に電装品の保護とトラブル防止の為にメモリーバックアップをとります。
簡単にできる方法の一つにOBD2カプラーを利用してメモリーバックアップを取る方法があります。
※メモリーバックアップについては後ほどご説明いたします。
ムラーノのOBD2カプラーの位置は運転席の足元のこちらです。
下から覗き込むとカプラーが見えます。
メモリーバックアップをとります
バッテリー外し
バッテリーを車の正面から見て奥側のカバーの被っているのがプラス端子、手前のむき出しになっているのがマイナス端子となります。
まずはマイナス端子を外します。
首振りタイプのラチェットレンチがあると作業が捗ります。
マイナス端子を外してからプラス端子を外します。
プラスはカバーを上に開くように開けると端子が出てきます。
マイナス側同様に外していきます。
続いて、バッテリーの中央にあるステーを外します。
このステーでバッテリーを固定しているので、ステーを外すことでバッテリーの取り外しが出来るようになります。
ステー両端を固定しているナットを緩める事で、ステーの取り外しが出来るようになります。
ソケットドライバーがあると便利です。
ステーを外したらバッテリーを持ち上げると外せます。
バッテリーは見た目以上に重量があるため、誤って落下させると車体を傷つけたり、自分が怪我をする原因にもなりますので慎重に作業します。
また、腰を痛めないように注意しましょう。
バッテリー取付
バッテリーの取外しが出来たら、新しいバッテリーを取り付けるだけです。
取外しとは逆の手順で作業していきます。
注意点は端子を接続する際はプラス端子を取付けてからマイナス端子を取付けます。
また、ステーが固定されていないとガタ付いて外れたり、ガタガタとした異音の原因にもなりますのでしっかりと固定をするようにします。
バッテリー交換が完了したらメモリーバックアップのOBD2カプラーを外して全ての作業が完了となります。
メモリーバックアップを取っていたお陰で、電装品のトラブルを回避できることはもちろん、時計やラジオのチューナーを合わせたりする手間もなくなり、結果的にトータルの作業時間の短縮にもつながります。
使用した工具
Z50型系ムラーノのバッテリー交換の注意点まとめ
最後にZ50型系ムラーノのバッテリー交換時の注意点をまとめました。
メモリーバックアップをとる
バッテリー交換時はメモリーバックアップを取る事をお勧め致します。
バックアップをしておかないと学習していたエンジンコンピューターがリセットされて、エンジンの調子が悪くなる可能性があるので注意が必要です。
詳しくは別記事でも紹介しています。
端子の取外し・接続順序
バッテリー端子を外す時は
マイナス端子を外してからプラス端子を外すようにします。
接続する時は取外しとは逆に、
プラス端子を接続してからマイナス端子を接続するようにします。
「マイナスで始まってマイナスで終わる」と覚えましょう。
Z50型系ムラーノのバッテリー選びは大切
エンジンコンピューターなどの重要な電装品を装着するZ50型系ムラーノのバッテリーの購入は、パワーと長寿命を実現したメンテナンスフリーバッテリーを扱うカー・エイドがオススメです。
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※車検証をお手元に用意してご確認下さい。
※ホームセンターやカー用品店などで単に安売りされているものは、パワー・寿命に疑問があり、最悪の場合外出先でのバッテリー上がりになる可能性もあるのでオススメしておりません。