トヨタのプレミオのバッテリー交換をしたのでご紹介します。
作業したのはZRT261型の2000ccエンジンを積んだプレミオですが、兄弟社のアリオンも同じくZRT261型がありますので作業内容は共通となります。
プレミオ/アリオンのバッテリー交換方法
メモリーバックアップを取る
バッテリー交換前に電装品のトラブルを防止するためにメモリーバックアップを取ります。
簡単にできる方法の一つにOBD2カプラーを利用してメモリーバックアップを取る方法があります。
メモリーバックアップについては後ほどご説明いたします。
プレミオのOBD2カプラーの位置はこちらです。

カプラーを差してメモリーバックアップを取ります

バッテリー外し
プレミオのバッテリーはエンジンルーム内にあります。
写真の赤い箱のようなものがバッテリーとなります。※取り付けられているバッテリーによって色は異なります。だいたい黒色です
まずはマイナス端子を取り外します。10mmのラチェットレンチがあると便利です
続いてプラス端子を外します。プラスはカバーがかぶっているので外すと端子が出てきます。
端子を外したら、バッテリーを中央で固定しているステーを外します。

ステーを固定している手前のボルトを外して、後ろ側はゆるめたりしてうまい具合に外します
マイナス端子、プラス端子、ステーを外すとバッテリーを取り外すことが出来るようになります。

バッテリーは見た目以上に重量がありますので、腰を痛めたり、落下させたりしないように慎重に作業します。
バッテリー取付
新しく取り付けるバッテリーを載せたら、ステーで固定して、取外しとは逆の順序でプラス端子⇒マイナス端子の順番で固定いたします。

バッテリー交換が完了したらメモリーバックアップのOBD2カプラーを外して作業完了となります。

メモリーバックアップを取っていたお陰で、電装品のトラブルを回避できたことはもちろん、時計やラジオのチューナーを合わせたりする手間もなくなり、結果的にトータルの作業時間の短縮にもつながりますね!
プレミオ/アリオンのバッテリー交換時の注意点
プレミオ/アリオンのバッテリー交換する際の注意点です。
メモリーバックアップをとる
プレミオ/アリオンのバッテリーを交換する時はメモリーバックアップを取る事をお勧め致します。
バックアップをしておかないと学習していたエンジンコンピューターがリセットされて、エンジンの調子が悪くなる可能性があるので注意が必要です。
詳しくは下記をご覧下さい
⇒バッテリー交換の必需品!OBD2を使ったメモリーバックアップのススメ
端子の取外し・接続順序
バッテリー端子を外す時は
マイナス端子⇒プラス端子の順番
接続する時は取外しとは逆に、
プラス端子⇒マイナス端子の順番
組み付け時の注意
- ネジやナットの締め忘れや、クリップなどの付け忘れに注意する
プレミオ/アリオン のバッテリー選びは大切
電装品を多く使い、エンジンコンピューターで制御されているプレミオ/アリオンのバッテリーの購入は、パワーと長寿命を実現したメンテナンスフリーバッテリーを扱うカー・エイドがオススメです。
とくにアイドリングストップ対応のバッテリーを使用しないと容量が足らずにバッテリー上がりなどの原因になりかねません。
※ホームセンターやカー用品店などで単に安売りされているものは、パワー・寿命に疑問があり、最悪の場合外出先でのバッテリー上がりになる可能性もあるのでオススメしておりません。
バッテリー専門店のカーエイドなら車種別に検索できるので、バッテリー購入でありがちな「間違えた品番を購入してしまう」という心配も無く、安心して購入出来ます。
プレミオ/アリオン専用のバッテリーは下のバナーから検索出来ます。
車検証を手元に用意すると検索がスムーズです。
さらに、万が一に備えてJAF会員になっておけばバッテリー上がりはもちろん、それ以外のトラブルにも対応出来ますね。
