エブリィワゴンのドアロックの作動が不良になり、修理したので紹介します。
今回作業したのはこちらのDA64Wエブリィワゴンですが、DA64V型のエブリーバンも作業内容はほぼ同等となりますのでご参照ください。
また、マツダのスクラムもOEMでつくられているので共通です。
※一部仕様グレードにより作業内容が異なる場合もございます
DA64Wエブリィワゴンのドアロック修理
エブリーワゴンのドアロックが作動しない原因
キーレスを押してもドアロックがスムーズ動かなかったり作動しない場合は大体ドアロックアクチュエーターという、ドアロックを動かしているモーターが故障している場合が多いです。
今回もこのドアロックアクチュエーターが故障しているのが原因だったので、中古の物と交換しました。
まずはドアの内張り(トリム)を外す必要があります。
前の記事で紹介しているのでご参照ください。
ドアロックアクチュエーター交換方法
こちらが交換するアクチュエーターです。
中古で注文したらドアロック周辺まるごと届いたのでそのまままるごと交換します。
ドアパネルについているビニールが邪魔なので外しやすいようにこの鉄のステーを外しておきます。
最初にインナーハンドルを外します。
まずはワイヤーをサポーターから外します。
インナーハンドルは爪ではまってるだけなのでスライドさせればカンタンに外れます。
アクチュエーターはドアロックにくっついているので丸ごと取り外します。
最初にアクチュータについてるカプラーを外しておきます。
ついているネジはどんどん外していきます。
こちらもボルトを外します。
次にアウターハンドルを外します。
アウターハンドルは内側からボルトで留まってるので外します。
まずはこのボルト
次にこのシールを外すとサービスホールという穴が出てくるので、その穴の先にあるボルトを外します。
ボルトを外す時に下に落とさないように気を付けてください。
ボルトを外すとアウターハンドルはリンクで繋がっているだけになるので簡単に外れます。
外す前に取り付ける時の事を考えてリンクの付き方を見ておきましょう。
ここまで来たらあとはドアロックを丸ごと付け替えるだけです。
組み付け
付け替えが終わったら、取外しとは逆の手順で元の状態に戻して完成となります。
ネジやボルトの付け忘れや、ワイヤーの固定忘れ、カプラーの付け忘れに注意をしながら作業しましょう。
全ての作業が完了したら動作確認をして作業終了となります。
パネルの脱着には内張はがしがあると作業がはかどるのでオススメです。