インプレッサスポーツのバッテリー交換をしたので交換方法と注意点をご紹介します。
作業したのはGT6型の2.0i-Lアイサイトです。
アイドリングストップ車となります。
同型(GT2/GT3/GT6/GT7)のインプレッサスポーツであれば作業内容は共通になるはずです。
またインプレッサG4(GK2/GK3/GK6/GK7)も同等です。
※一部仕様グレードにより作業内容が異なる場合があります
GT系インプレッサスポーツのバッテリー交換方法
メモリーバックアップ
GT系インプレッサスポーツのバッテリー交換をする前にメモリーバックアップを取る事をオススメ致します。
※詳しくはこの記事内の注意点で紹介します。
メモリーバックアップにはいくつか方法がありますが車ネタ.comではOBD2を使ったメモリーバックアップを実施しております。
https://kurumaneta.com/2016/09/battery-obd2-backup/
GT系インプレッサスポーツのOBD2カプラーは運転席足元の写真の位置となります
バックアップ電源を差します。
この状態のままバッテリー交換作業にはいります。
バッテリー外し
バッテリーはエンジンルーム内、助手席側にあります
まずはマイナス端子から外していきます
続いて赤いカバーを開けてプラス端子を外します
最後にバッテリーを固定しているステーを外します。
両サイドのナットをゆるめて、下に延びるロッドの引っかかりを外すことでステーが外れます。
あとはバッテリーを持ち上げれば外せます。
見た目以上に重量ありますので落下によるケガや車体の損傷に注意します。
バッテリー取り付け
バッテリーを取り付けるときは、取り外しとは逆の手順で作業していくだけです。
端子の接続は必ずプラス端子→マイナス端子の順番で取り付けます。
緩みやガタつきがないか確認をして、最後にメモリーバックアップを外して作業完了となります。
あると便利な工具
ソケットドライバーやラチェットをあると便利です。
GT系インプレッサスポーツのバッテリー交換の注意点まとめ
最後にGT系インプレッサスポーツのバッテリー交換時の注意点をまとめました。
メモリーバックアップをとる
GT系インプレッサスポーツのバッテリー交換時はメモリーバックアップを取る事をお勧め致します。
バックアップをしておかないとパワーウィンドウなどの電装品の設定がリセットされて再設定が必要になります。
また、学習していたエンジンコンピューターがリセットされて、エンジンの調子が悪くなったり、その他の電装品のトラブルの原因になるので注意が必要です。
詳しくは別記事でも紹介しています。
影響が出る可能性のある装備
メモリーバックアップを取らないと以下の装備に影響が出てリセット、初期化作業が必要になる恐れがあります。
電装品が多い車種ほどメモリーバックアップは忘れずに行いたいです。
- 電子スロットル
- エンジン制御システム
- パワーシートメモリー
- ステアリングロック
- アイサイト
- パワーウィンドーオート機能
端子の取外し・接続順序
バッテリー端子を外す時は
マイナス端子を外してからプラス端子を外すようにします。
接続する時は取外しとは逆に、
プラス端子を接続してからマイナス端子を接続するようにします。
「マイナスで始まってマイナスで終わる」と覚えましょう。
GT系インプレッサスポーツのバッテリーはネットで安く
アイドリングストップ車である上にエンジンコンピューターなどの重要な電装品があるGT系インプレッサスポーツのバッテリーはGSユアサやパナソニックがオススメ。
バッテリー型番はQ55でアイドリングストップ用のバッテリーとなり、容量が大きく金額が高くなりがちですが、ネットならお買い得プライス&ポイント貯めながら手に入れることが出来ますね☆
※必ず購入前に適合確認をお願いいたします。
※Q55サイズはQ-85R/55D23R/65D23R/70D23R/75D23R/80D23R/85D23R/90D23R /95D23Rも適合あります。