スバルWRX S4のドアトリム(内張り)を外してドアミラー交換をしたのでご紹介します。
作業したのは平成28年式のVAG型のWRX S4です。
VMG型のレヴォーグも作業内容は共通かと思います。
※一部仕様グレードにより作業内容が異なる場合もございます。
WRX S4のドアミラー交換方法
今回は左フロントドアミラーを作業しました。
※作業内容は左右のドアでほぼ共通となります。
ドアインナーハンドル内にある小さい目くら蓋を外して中のネジを外します
続いてドアポケット内の目くら蓋を外して中のネジを外します
ドアトリムの大半がクリップでドアパネルに固定されています。
内張はがしなどを使用して全体的に浮かせるように外していきます
※最上部はクリップではなく、窓サッシ部分に掛かっている状態なので無理に浮かせようとして破損しないように注意
最後にトリムの上部を上に持ち上げるようにすればトリムが外れます。
ドアトリムを完全に外すにはインナーハンドル裏のワイヤーを外す必要がありますが、ドアミラー交換であれば、この状態で浮かせておけば作業出来ます。
※ドアハンドルワイヤーの変形や破損の恐れがある為、トリムを完全に外してから作業することをオススメします。
ドアミラーの裏あたりにあるこのカプラーがドアミラー用の電源カプラーなので、外します。
黒いゴム及びビニールをはがします。
ちょうどドアミラー本体の付け根の裏に3つのボルトナットがあるので外します。
全て外すと落下の恐れがあるので最後の1本を外す際はドアミラー本体を手で押さえながら外します。
配線及びカプラーをうまい具合に通しながら外します
これで取り外し完了です。
取り付ける際は逆の手順で組付けていきます。
ドアミラーを固定する際は落下しないように手で支えながらボルトナットを固定します。
カプラーのつけ忘れや、しっかりはまってないと動作不良の原因になるので注意します。
各部ガタつきがないようにしっかり固定するようにします。
特に難しい作業ではないのでDIYでも可能です。
内装や電装品のDIYにはドライバーなどの通常の工具に加えて「内張はがし」のセットや「検電テスター」などあると作業がはかどるのでオススメです。