アテンザスポーツのバッテリー交換をしたので交換方法とその注意点を紹介します。
作業したのは2500ccエンジンのGH5AW型のアテンザスポーツワゴンですが、同じくらいの年式のアテンザスポーツも作業内容は共通かと思います。
参考型式:GH5FW/GHEFW/GH5AS/GH5FS/GHEFS
※一部グレード、仕様によっては作業内容が異なる場合もありますが、バッテリー交換方法の本質は変わりませんのでご参考下さい。
アテンザスポーツ/ワゴンのバッテリー交換方法
メモリーバックアップ
バッテリー交換前にメモリーバックアップをとります。
メモリーバックアップについては後ほどご説明いたします。
今回はOBD2カプラーを使用したメモリーバックアップをします。
アテンザスポーツのOBD2カプラーの位置は運転席の足元にあります(写真ご参照)
ボンネットオープナーの横下あたりです
OBD2カプラー用のメモリーバックアップカプラーを差して準備okです。
バッテリー交換作業
アテンザスポーツ/ワゴンのバッテリーはエンジンルーム内にあります。
はじめにマイナス端子から外していきます。
使ったのは10mmのソケットドライバーです。使い勝手が良いので便利です。
続いてプラス端子を外します。
プラス端子は赤いカバーで隠れているのでカバーを開けてから取外し作業をします。
マイナスとプラス端子を外したら中央でバッテリーを固定しているステーを外します。
※両端のナットを緩めてロッドが動くようになるとうまい具合に外せるようになります
マイナス端子、プラス端子、ステーを取り外した場外になるとバッテリーの取り外しが出来るようになります。
新しいバッテリーを搭載したら、取外しとは逆の手順で取り付けていきます。
端子の接続は必ずプラス端子⇒マイナス端子の順番で取り付けます。
最後にメモリーバックアップ用のOBD2カプラーを取り外して作業完了となります。
あると便利な工具
バッテリーの端子とステーを外す時にスパナやレンチでも作業出来ますが、ソケットドライバーやラチェットレンチがあると作業がしやすいです。
また、電装品トラブル防止にメモリーバックアップもあるとよいでしょう。
アテンザスポーツ/ワゴンのバッテリー交換時の注意点
アテンザスポーツ/ワゴンのバッテリー交換する際の注意点です。
作業中に説明した内容と重複する箇所もございますが、それほど大切な事とお考え頂ければ幸いです。
メモリーバックアップをとる
電装品を多く使っているアテンザスポーツ/ワゴンのバッテリーを交換する時はメモリーバックアップを取る事をお勧め致します。
バックアップをしておかないと学習していたエンジンコンピューターがリセットされて、エンジンの調子が悪くなる可能性があるので注意が必要です。
また電装品のトラブル防止にもなります。特にカーナビがパスワードロックが掛ってしまうと厄介です。
詳しくは下記をご覧下さい
⇒バッテリー交換の必需品!OBD2を使ったメモリーバックアップのススメ
端子の取外し・接続順序
バッテリー端子を外す時は
マイナス端子⇒プラス端子の順番
接続する時は取外しとは逆に、
プラス端子⇒マイナス端子の順番
「マイナスで始まって、マイナスで終わる」と覚えるとよいでしょう。
組み付け時の注意
- ネジやナットの締め忘れや、クリップなどの付け忘れに注意する
アテンザスポーツ/ワゴンのバッテリー選びは大切
エンジンコンピューターなどの重要な電装品を装着するアテンザスポーツ/ワゴンのバッテリーの購入は、パワーと長寿命を実現したメンテナンスフリーバッテリーを扱うカー・エイドがオススメです。
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※車検証をお手元に用意してご確認下さい。
※ホームセンターやカー用品店などで単に安売りされているものは、パワー・寿命に疑問があり、最悪の場合外出先でのバッテリー上がりになる可能性もあるのでオススメしておりません。