エルグランドのバッテリー交換をメモリーバックアップを取りながら交換したので交換方法とその際の注意点を紹介致します。
作業したのはNE51の後期型のエルグランドです。
前期後期は問わず、3500ccエンジンも2500ccエンジンもエンジンルーム内のレイアウトはほぼ変わらず、作業内容もほぼ共通となりますのでご参照ください。
E51型エルグランドのバッテリー交換方法
51系エルグランドのバッテリーはボンネットを開けたエンジンルーム内の向かって左側(運転席側)にあります。
下の写真は3500ccと2500ccのエンジンルームの比較ですが、バッテリーの位置を見比べてもほぼ同じ場所にレイアウトされているのが分かります。
メモリーバックアップ
バッテリー交換作業前に電装品のトラブル防止の為にメモリーバックアップを取ります。
メモリーバックアップにはいくつか方法がありますが、OBD2カプラーを使用した方法で作業していきたいと思います。
51型エルグランドのOBD2カプラーの位置は運転席のこのふたのなかにあります。
蓋を取り外します。
白いのがOBD2カプラーですので、そこにメモリーバックアップ用のカプラーを差せばokです。
バッテリーの取外し
メモリーバックアップをとりながらバッテリーの取り外し作業にはいります。
バッテリーは中央で固定しているステーを外して、マイナスとプラスの端子を外せばバッテリー本体を取り出せるようになります。
端子の取り外しは必ずマイナス⇒プラスの順番で外します。
ソケットドライバーやラチェットレンチがあると作業が捗ります
バッテリーは見た目以上に重量があります。
持ち上げる時に腰を痛めたり、落下させて車体や自分に損傷が無いように細心の注意を払いましょう。
バッテリーの組み付け
バッテリーを取り付ける際は、取外しとは逆にプラス⇒マイナス端子の順番で取り付けていきます。
ステーでしっかり固定したら取付完了です。
メモリーバックアップを取り外して作業が終わりとなります。
あると便利な工具
バッテリーの端子とステーを外す時にスパナやレンチでも作業出来ますが、ソケットドライバーやラチェットレンチがあると作業がしやすいです。
また、電装品トラブル防止にメモリーバックアップもあるとよいでしょう。
51エルグランドのバッテリー交換時の注意点
51系エルグランドのバッテリー交換する際の注意点です。
作業中に説明した内容と重複する箇所もございますが、それほど大切な事とお考え頂ければ幸いです。
メモリーバックアップをとる
51系エルグランド のバッテリーを交換する時はメモリーバックアップを取る事をお勧め致します。
バックアップをしておかないと学習していたエンジンコンピューターがリセットされて、エンジンの調子が悪くなる可能性があるので注意が必要です。
詳しくは下記をご覧下さい
⇒バッテリー交換の必需品!OBD2を使ったメモリーバックアップのススメ
端子の取外し・接続順序
バッテリー端子を外す時は
マイナス端子⇒プラス端子の順番
接続する時は取外しとは逆に、
プラス端子⇒マイナス端子の順番
「マイナスで始まって、マイナスで終わる」と覚えるとよいでしょう。
組み付け時の注意
- ネジやナットの締め忘れや、クリップなどの付け忘れに注意する
51系エルグランドのバッテリー選びは大切
エンジンコンピューターなどの重要な電装品を装着する51系エルグランドのバッテリーの購入は、パワーと長寿命を実現したメンテナンスフリーバッテリーを扱うカー・エイドがオススメです。
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※車検証をお手元に用意してご確認下さい。
※ホームセンターやカー用品店などで単に安売りされているものは、パワー・寿命に疑問があり、最悪の場合外出先でのバッテリー上がりになる可能性もあるのでオススメしておりません。