インプレッサのステアリング(ハンドル)を交換したので紹介します。
作業したのはGGA型のインプレッサスポーツワゴンWRXです。
※SG系のフォレスターも同様の作業となります。
ご覧の通りにハンドルが劣化して切れてしまっています。
どうしても普段握る場所になるので擦れてしまうのは仕方ありません。
GG系インプレッサののステアリング(ハンドル)交換方法
それでは外していきます。
エアバック外し
始めにエアバックを取り外します。
エアバックの誤作動を防ぐためにバッテリー端子を外しておきます。
※マイナスだけ外せばOKです
ステアリングの裏を見るとトルクスネジで固定されているのがわかるので外します。
反対側も同じように固定されているので外します。
トルクスはあると便利です。というか今回はトルクスが無いと作業不可です。
トルクスを外すとエアバックが取り外せるようになります。
エアバックの裏側に黄色いクリップみたいなカプラーがついているので、マイナスドライバーなどを使って浮かせて、外します。
これでエアバッグの取り外しが出来ます。
ステアリング本体の取外し
エアバッグを外したらこちらの白いカプラーを外します。
続いて真ん中のでかいナットを外します。
ナットを外したらステアリングを手間に引き抜くようにすれば外れます。
組み付け
新しいステアリングを並べてみました。
ちなみに交換するのはSG5型のフォレスターのステアリングです。
形状が同じなので取付が可能となります。
組み付ける時は、取外しとは逆の手順で作業するだけです。
※カプラーの付け忘れ、ネジ、ナットの締め忘れに注意します
カプラーを付け忘れたり接触不良を起こしている場合、エアバッグの正常に作動しない恐れがあります。
また、ネジなどの締め付けが甘いとガタついたり、最悪の場合脱落する恐れがあり、非常に危険です。
今回は純正品の中古と交換しました。
最初の状態に比べるとかなり良くなったのが分かります。
最後にバッテリーを繋いだら、ハンドルを回してみたり、軽く試運転をして動作確認をしておきましょう。
社外品のステアリングにしたい場合
同じ要領でMOMOステアリングやナルディステアリングに交換も可能です。
その際は専用のハンドルボスが必要になります。
HKBのハンドルボスはMOMOとナルディ両ピッチ対応で、ハンドル取付穴が6穴タイプであれば殆ど装着可能です。
※MOMO&ナルディでなくても、国内で販売されているハンドルは殆どどちらかのピッチタイプになります。
※一部アメリカメーカー等でピッチが違うタイプは取付不可。
※8穴タイプは取付不可。
※シフトスイッチを使用する場合はシフトスイッチ対応のステアリングボスを選びましょう。