トヨタのシエンタにETCを取り付けたので紹介します。
ETCもETC2.0も取付方法自体は共通となります。
作業したのはNCP81型のXグレードのシエンタです。
※グレード、仕様によってパネル形状が異なる場合がございます
NCP81系シエンタにETCを取り付ける方法
今回ETC本体はこのインパネについているポケット内部に取り付けたいと思います。
ポケット取外し&加工
ポケットは引っこ抜けば外れます。
裏側の適当な位置に穴を開けます。
ETCの配線&カプラーが通るくらいのサイズの穴であればOKです。
電源の取出し
今回はシガーソケットから電源を取る事にしました。
※マイナス線は適当なアースに落とします。
そのために、こちらのパネルを外します。
まずは小物入れを外します。

するとネジが出てくるので外します。
これでシガーソケットの裏側が見えます。
検電テスターを使ってプラス(ACC電源が来ている方)を探します。

プラスの方から電源を取りだします。
配線はETCの裏まで取り回さなければいけません。
作業しやすいようにハンドルコラム下のこのパネルを外しておきます。

あとは干渉しないように配線を取り回すだけです。
ハンドル下を通して、
ETC本体がつくところまで持ってきておきます。
余った配線は丸めて邪魔にならない場所に固定しておきましょう。
ETCアンテナの取付
まずはピラートリムを外します。
内貼りはがしを使って、淵についてるウェザストリップゴムを浮かせます。


トリム自体も同じようにして浮かせるようにして外します。


アンテナを設置します
※今回はダッシュボードに置くタイプのアンテナです。
ものによってはガラス上部に貼り付けるタイプもありますので注意
配線がむき出しなので隠します。
フロントガラスとダッシュボードの隙間に入れます。
アンテナのカプラーは先ほどのトリムを外して出来たピラーとダッシュボードの隙間から入れます。
ETCを取り付ける場所へうまくたぐりよせます。
余った配線は丸めて固定しておきます。
組み付け
穴を開けたポケットにETCの配線を通してから、元の位置に取り付けます。
配線のカプラーをETC本体に差して、ポケット内に貼り付ければ完成です。
電源を入れて作動するか確認しましょう。
電源が入らない場合は、プラスとマイナスが接触不良を起こしていないか?カプラーがしっかり刺さっているか?確認します。
また、ETCはセットアップをしないと利用できないのでご注意下さい。
ドライバーなどの通常の工具に加えて検電テスターや内張はがしがあると作業がはかどるのでオススメです。