グランドハイエースのバッテリー交換をしたのでやり方と注意点を紹介します。
作業したのはVCH10型のグランドハイエースですが、同型のグランビアも兄弟車となりプラットフォームが共通となりますので作業内容も共通になります。

10系グランドハイエースのバッテリー交換方法
バッテリー交換作業前にメモリーバックアップを取っておきましょう。
必ずしなければならない作業ではありませんが、やっておくと安心です。
詳しくは下記をご覧下さい
⇒バッテリー交換の必需品!OBD2を使ったメモリーバックアップのススメ
グランドハイエースのバッテリーの位置はボンネットを開けたエンジンルーム内の向かって右側(助手席側)にあります。

これがグランドハイエースのバッテリーです。

赤いカバーに覆われているのがプラス端子、むき出しのがマイナス端子です。

端子を外す順番はマイナス端子⇒プラス端子の順番です。
では、マイナスを外します。工具は10mmのスパナやレンチがあれば簡単に外れます。
端子を外したらバッテリー側の端子に接触しないように避けておきます。
続いてプラス端子です。
プラスはカバーを外して、マイナスと同様にスパナ等で外すだけです。
両端子を外したら中央でバッテリーを固定しているステーを外します。
両サイドを固定しているナットを緩めて、底の方を固定しているフック付きのロッドをうまい具合に外してやります。
外れました。
プラス端子、マイナス端子、バッテリーステーを外したら、あとはバッテリーを持ち上げて交換するだけです。

バッテリーは見た目以上に重く、重量があります。
無理な体勢で持ち上げて腰を痛めたり、落下等で車体や自分の足に落とさないように細心の注意を払いましょう。

新しいバッテリーを取り付けて作業完了です。
取り付ける際はプラス端子→マイナス端子の順番で取り付けます。

最後にメモリーバックアップを外して電装品関係に問題が無いかか確認して作業完了となります。
手順を把握しておけばとても簡単なので是非DIYにチャレンジしてみてください。
10mmのソケットドライバーがあると作業がはかどるのでオススメです。
10系グランドハイエースのバッテリー交換の注意点まとめ
最後に10系グランドハイエースのバッテリー交換時の注意点をまとめました。
メモリーバックアップをとる
バッテリー交換時はメモリーバックアップを取る事をお勧め致します。
バックアップをしておかないと学習していたエンジンコンピューターがリセットされて、エンジンの調子が悪くなる可能性があるので注意が必要です。
詳しくは別記事でも紹介しています。
端子の取外し・接続順序
バッテリー端子を外す時は
マイナス端子を外してからプラス端子を外すようにします。
接続する時は取外しとは逆に、
プラス端子を接続してからマイナス端子を接続するようにします。
「マイナスで始まってマイナスで終わる」と覚えましょう。
10系グランドハイエースのバッテリー選びは大切
エンジンコンピューターなどの重要な電装品を装着する10系グランドハイエースのバッテリーの購入は、パワーと長寿命を実現したメンテナンスフリーバッテリーを扱うカー・エイドがオススメです。
バッテリー専門店のカーエイドなら車種別に検索できるので、バッテリー購入でありがちな「間違えた品番を購入してしまう」という心配も無く、安心して購入出来ます。
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※車検証をお手元に用意してご確認下さい。
※ホームセンターやカー用品店などで単に安売りされているものは、パワー・寿命に疑問があり、最悪の場合外出先でのバッテリー上がりになる可能性もあるのでオススメしておりません。