ティーダに着いていた純正オーディオデッキを取り外して、 デッキを取り外して、ECLIPSEの2DINサイズのカーナビ(AVN-137M)を取り付けましたので紹介致します。
作業したのはC11型のティーダです。
作業前は写真のような状態です。
※この型であれば作業内容は概ね共通のはずですが、型式、グレード、仕様によって作業内容が異なる場合がございます。
C11型ティーダのカーナビ交換・取付け・取外し方法
内装や電装品のDIYにはドライバーなどの通常の工具に加えて「内張はがし」のセットや「検電テスター」などあると作業がはかどるのでオススメです。
取り付けられているデッキを取り外す
まずはこちらの純正デッキを外していきます。
傷防止の為、マスキングテープなどで保護をします。
オーディオパネルの上のパネルを外します。
内貼りはがしなどを使ってうまい具合に浮かせるようにして外していきます。
※一点にちからを入れ過ぎるとキズ、割れ、歪みの原因になるので少しずつ浮かせていくのがポイントです。
全体的に浮かせるとパネルが外れます。
外れるとネジが出てくるので外しておきます。
続いて、エアコンの下側のパネルを外します。
これも内貼りはがしなどを使ってうまい具合に浮かせるようにして外します。
外れるとネジが出てくるので、外します。
続いてオーディオパネルを外します。
内貼りはがしなどを使ってうまい具合に浮かせるようにして外していきます。
全体的に浮かせると簡単に外れます。
カプラーがあるので外します。
※仕様によって複数カプラーがある場合もございます。
オーディオパネルが外れました
エアコンのダクト(ルーバー)を外すと、オーディオデッキの左右についているオーディオステーが見えるので、これを固定している4本のネジを外します。
ネジを外したらデッキを手前に引き出すと外れます。
デッキの裏側に電源カプラーやアンテナがささってるので全部引っこ抜けばデッキの取り外しが出来ます。
※デッキの左右についていたオーディオステーは新しく取り付けるデッキに移植するので必ず必要になりますので外しておきます。
フロントピラートリムとグローブボックスの取外し
アンテナ線の取付と、配線取り回しの為に各パーツを取り外していきます。
フロントピラートリムの取外し
縁にあるウェザストリップゴムを浮かせます。
全て外さず、ピラー部分のみでokです。
ピラーとピラートリムの間にできた隙間に内貼りはがしなどを入れて、テコの原理でうまい具合に浮かせるようにして外します。
全体的に浮かせたあと、根本がささってるので上に引き抜くようにすれば外れます。
※外すのは左側だけでokです。
グローブボックスの取外し
グローブボックスを外します。
グローブボックス下のネジを外します
開けるとネジがあるので外します。
外すとカプラーが出てくるので外します
これで取り外しできます。
GPS・地デジフィルムアンテナ取付・配線取回し
アンテナを貼り付ける面の汚れ取り、脱脂を行います。
説明書に倣ってフィルムを貼り付けます
アンテナ端子を取り付けたら、アンテナ線をガラスとルーフトリムの隙間に入れて隠しながら左のフロントピラーまで持っていきます。
アンテナ線はピラートリムを取り付けた時に隠れるようにうまい具合に取り回していきます。
アンテナ線はピラーとダッシュボードの隙間に入れます。
するとグローブボックスの裏に出てくるので、オーディオの裏までいくように取り回します。
※出てこない場合は手をつっこんで探ってみると分かりやすいです。
アンテナ線は長くて余ると思うので、オーディオ裏や、グローブボックス裏の空いているスペースに邪魔にならないように丸めて固定しておきます。
車速センサー、バック信号、パーキングセンサー
車速センサー
キーシリンダー横のパネルを外します
内貼りはがしなどを使ってうまい具合に浮かせるようにして外します
その下のパネルも同じように内貼りはがしなどを使ってうまい具合に浮かせるようにして外します
すると茶色のカプラーがあるのでそこから車速センサーを取り出します。
青黒の配線を分岐させます。
取り出した車速センサーはナビと接続する為、ナビを取り付ける予定位置までうまい具合に取り回しておきます。
※仕様によって配線色が異なる場合がございます。
併せてカロッツェリア車種別just fitでもご確認下さいませ。
バック信号
バック信号は助手席足元のトリムの中にあります
トリムを外します
16Pカプラーの黄色い配線を分岐させて取り出しました。
ダッシュボードの裏側を通しながらナビを取り付ける位置まで取り回していきます。
※仕様によって配線色が異なる場合がございます。
併せてカロッツェリア車種別just fitでもご確認下さいませ。
パーキングセンサー
パーキングセンサーはサイドブレーキの配線に接続します。
※サイドブレーキの配線に繋がずにアースに落とすことで走行中もテレビの閲覧やナビの操作が出来るようになりますが、走行中のナビ操作は危険なのでやめておきましょう。
カーナビの取付
今回取り付けたのはAVN-137Mです。
電源カプラーを車種別オーディオハーネスキットと接続して準備します
新しく取り付けるカーナビに、もともとついていたデッキの左右に取り付けられていたオーディオステーを移植します。
オーディオステーを取り付けたらカーナビの裏に各ハーネス(電源カプラー、アース、ラジオアンテナ、地デジアンテナ、GPSアンテナなど)をしっかり奥まで接続します。
各ハーネスを取り付けたらナビデッキをオーディオスペースに丁寧に入れます。
この段階で電源を入れて作動するか確認します。
万が一作動しない場合は、各配線がしっかり接続されているか再確認します。
特にアースの接触不良があると電源が入りません。
あとは、取り外した時と逆の手順で組み付けていけば作業完了となります。
内装や電装品のDIYにはドライバーなどの通常の工具に加えて「内張はがし」のセットや「検電テスター」などあると作業がはかどるのでオススメです。