ジムニーの純正ノーマルのテールレンズを社外品のLEDテールレンズに交換しましたので紹介します。
記事後半では、ネットで安物の粗悪品テールレンズを購入したが為に起こった余計な作業も紹介しています。
作業したのはJB23型のジムニーになります。
ジムニーのテールレンズをLEDテールに交換
こちらのテールレンズをLED仕様にします。
LEDテールの下処理
取り付けるのはこちらです。
新品ですが、説明文にコーキング(防水処理)をしてくれということで記載があったので防水処理をします。
後ほど紹介しますが、これ以外にもいろいろ手直しの必要になる粗悪品でした。
コーキング処理
防水処理をするのは裏の黒い部分とレンズ部分の合わせ目の隙間です。
隙間にコーキング剤を詰めていきます。
表のレンズにも隙間があったのでこちらにもコーキング剤を入れました。
レンズにコーキング剤が着かないようにマスキングテープなどで保護するとキレイに塗り込めます。
テールレンズ外し
下処理が終わったら純正のテールレンズを外します。
左と右で若干作業方法が変わります。
左テールレンズ外し
バックドアを開けるとテールレンズが2本のボルトで止まってますので、これを外します。
ソケットドライバーが便利です。
ボルトを外すと外側に2か所のクリップが刺さってるので、取付面と垂直方向(車両後方側)に引っこ抜くように外します。
あとはブレーキランプとウィンカーバルブのソケットを外せばテールレンズが外れます。
右テールレンズ外し
右側もバックドアを開けると2本のボルトがあるので外します。
こちらもクリップで留まってるので引っこ抜きます。
隙間が微妙な感じなので慎重に作業します。
外れました。
クリップの位置は赤丸の場所です。
ソケットを外せばレンズが取り外せます。
LEDテールレンズの取付
ブレーキランプは純正のソケットと接続できるようになっています。
ウィンカーはハロゲン球を再利用ですが、今回取り付けるテールレンズのウィンカー部分がクリアになってしまうため、ウィンカーバルブはオレンジ色を用意するか、オレンジ色に塗る必要があります。
あとは接続すれば完成です。
配線の接続が終わったらレンズをボディに取り付けて点灯確認をして作業完了となります。
テールレンズの交換自体は以上となります。
今回は購入した社外レンズが粗悪品だったため少し面倒がありました。
注意
安い社外品だと様々なトラブルが想定されます。
今回取り付けたレンズも手直しが必要でした。
点灯しない
省電力がウリのLEDですが、安物は不良品も多く点灯しないものもあります。
その場合、ほとんどはLEDを基盤に接続しているハンダの不良などが考えられます。
今回もハンダの不良が見られたため、手直しをしました。
↓基盤部分を見る為、レンズ裏を切開した後
さらに、ブレーキランプに接続するソケット部分の+と-の端子が逆向きについていたりと、色々面倒がかかりました。
ABSランプが点灯した
ジムニーはブレーキランプが切れているとABSランプが点灯して球切れを教えてくれます。
LEDランプは省電力の為、抵抗が低くて、それに反応して球切れと勘違いしてABSランプが点灯してしまいます。
その場合はスモール球の配線の途中に抵抗を噛ませることでABSランプの点灯を防ぐ事が出来ます。
これらのトラブルは知識があれば手直しする事が出来ますが、素人の方では難しい場合もあります。
その場合は安物を買わずに、メーカーものの保証がしっかりしているLEDテールレンズを購入するべきです。
今回のように手直しや加工が必要なければ、かんたんな工具があるだけで作業できるので、是非チャレンジしてみてください。