アバルト595のバッテリー交換をしたのでご紹介いたします。
作業したのは2018年発売モデルですが、エンジンルーム内が下で紹介している写真と同じレイアウトであれば作業内容はほぼ共通となります。
※一部仕様グレードにより作業内容が異なる場合もございます。
アバルト595のバッテリー交換
メモリーバックアップ
バッテリー交換をする前にメモリーバックアップを取る事を強くオススメ致します。
※詳しくはこの記事内の注意点で紹介します。
メモリーバックアップにはいくつか方法がありますが車ネタ.comではOBD2を使ったメモリーバックアップを実施しております。
https://kurumaneta.com/2016/09/battery-obd2-backup/
アバルト595のOBD2カプラーは運転席側のエアコン吹き出し口の下にあるパネルを取り外すと出てきます。
ここにバックアップ用のカプラーを差し込みます。
差し込んだ状態のまま、バッテリー交換作業を行います。
バッテリー交換
アバルト595のバッテリーはエンジンルーム内の向かって右側にあります。
まずはマイナス端子を外します。
ロック式となっているので、写真のように解除して端子を外します
続いてプラス端子を外します。
最後にバッテリーを固定しているベルトを外します。
ナットを外すことで外せます。
以上、全て外すとバッテリーを持ち上げて外せます。
バッテリーは重量があるので落下やケガに注意します。
バッテリー取り付け
バッテリーを取り付けるときは、取り外しとは逆の手順で作業していくだけです。
端子の接続は必ずプラス端子→マイナス端子の順番で取り付けます。
尚、ボンネットを開けるワイヤーがバッテリーの近くを通っている為、バッテリー取り付けの際に干渉する可能性があるので注意します。
干渉したまま取り付けるとボンネットオープナーが作動したままになり、ボンネットを閉める事が出来なくなります。
緩みやガタつきがないか確認をして、最後にメモリーバックアップを外して電装品関係に問題が無いかか確認して作業完了となります。
手順を把握して必要な工具を持っていれば簡単に作業出来ます。
是非DIYにチャレンジしてみてください。
アバルト595のバッテリー交換の注意点まとめ
最後にアバルト595のバッテリー交換時の注意点をまとめました。
メモリーバックアップをとる
アバルト595のバッテリー交換時はメモリーバックアップを取る事をお勧め致します。
バックアップをしておかないと学習していたエンジンコンピューターがリセットされて、エンジンの調子が悪くなる可能性があるので注意が必要です。
詳しくは別記事でも紹介しています。
端子の取外し・接続順序
バッテリー端子を外す時は
マイナス端子を外してからプラス端子を外すようにします。
接続する時は取外しとは逆に、
プラス端子を接続してからマイナス端子を接続するようにします。
「マイナスで始まってマイナスで終わる」と覚えましょう。
アバルト595のバッテリー選びは大切
エンジンコンピューターなどの重要な電装品を装着するアバルト595のバッテリーの購入は、有名メーカー品をお勧め致します。
注意
ホームセンターやカー用品店などで単に安売りされているものは、パワー・寿命に疑問があり、最悪の場合外出先でのバッテリー上がりになる可能性もあるのでオススメしておりません。