エクストレイルにフォグランプを取付けたので紹介します。
もともとフォグランプが付いていないエクストレイルに、他車種のフォグランプを流用して取り付けました。バンパーを外しての作業となりますので、フォグレンズ割れた際の交換などにも応用できます。
またフォグランプ用のスイッチがついたライトスイッチレバーも同様に流用にて交換しました。
作業したのはNT31型(前期)のエクストレイルのXグレードです。
31系であればガソリン、ディーゼル不問で内容は共通かと思います。
※一部仕様グレード・年式等により作業内容が異なる場合がございます。
31型エクストレイルにフォグ取付
今回作業するエクストレイルです。
写真の通り、フォグの位置に黒いフタが付いている状態です。
用意した部品
用意したのは日産純正フォグレンズ及びバルブと日産純正品のライトスイッチレバーです。
流用についてはこの記事の後半で紹介します。
バルブをLEDにしたい場合はこの段階で用意しておく必要があります。
バルブ形状は記事後半で紹介します。
フロントバンパー外し
まずはフロントバンパーを外します。
外し方は↓の記事で紹介しています。
これが外れた状態です。
フォグ取付
フォグ用の電源ですが、実はフォグが付いていない仕様でもフォグ用の配線とカプラーが用意されています。
配線が束ねてあるのでテープを切って作業しやすいようにしておきます。
フォグランプ固定
※片側の写真ですが左右共通です。
↓はフォグランプの位置をバンパー裏側から見た写真です。
蓋が爪ロックで固定されているので外します。
向きに気を付けながらフォグランプをはめて、ネジで固定します
バルブを取り付けます。
このバルブについているソケットに、先ほどの車両側にあったソケットを繋げます。
※ソケットとバルブを繋げるのはバンパーを取り付けるタイミングなのでまた繋げません。
ライトスイッチレバー交換
フォグスイッチが付いたレバーを取り付けます。
コラムカバーを取り外します。
ネジを外します
キーシリンダー周りのカバーを内張はがし等で浮かせるようにして外します。はまってるだけです。
コラムカバーを上下それぞれ外します。
スイッチレバーは根元がカプラーのようになっていて爪クリップではまっています。
爪を外しながらレバーを引っこ抜くように外します。
根元がそのままカプラーとなっているのが分かります。
外したレバー(下)と、これから取り付けるレバー(上)です。
形状は同じですが、フォグ用のスイッチが付いているのが分かります。
このまま付け替えるだけでフォグスイッチとして使用できるようになります。
※スイッチからフォグまでの配線は通っています。
爪クリップが引っかかるまでしっかりレバーをはめて、コラムカバーを取り付けます。
バンパー取付
最後にバンパーを取り付けます。
取り付ける際にフォグのバルブとソケットを接続するのを忘れないようにします。
その他、ガタツキや落下の恐れがあるのでクリップやボルトなど付け忘れに注意します。
これで作業完了となります。
フォグのついていない仕様でも、ライトスイッチレバーからフォグランプの位置までフォグ用の配線&カプラーが用意されているので、難しい配線処理はありませんが、バンパーの取り外しなど大掛かりな作業が必要となります。
※仕様によって配線が通ってない可能性もございますので事前にご確認下さい
点灯しない場合は、各カプラーの接続や、ヒューズ切れや球切れがしていないか確認しましょう。
純正部品の流用について
日産車の部品は共通で使われているものがあり、今回はキューブで使われていたフォグランプを流用しました。
キューブ以外でも同じくらいの年式であれば25系セレナ、51系エルグランド、E11系ノート、ZE0系リーフ、C11系ティーダ等でも使用されています。
Valeo製で品番は「89210600」で左右共通品番となります。
※グレード等により仕様が異なる場合もございます。購入際は必ず形状・品番等をご確認下さい。流用となりますので自己責任・自己判断にてお願い致します
また、ライトスイッチレバーもキューブ用を流用しました。
品番は分かりませんでしたが下の写真と同じ形状・カプラーであれば取付可能となるはずです。
※流用については自己責任の上、ご自身の判断にてお願い致します。
T31型エクストレイルのフォグランプの形状
バルブ形状は「H8」規格となります。
フォグランプをLEDやHIDに変えたい場合はH8のものを購入しましょう。
流用は自己責任にて!
繰り返しで恐縮ではございますが、他車種用部品の流用は自己責任、自己判断での作業をお願い致します。
万が一、部品が合わない・作業内容が異なる等、当記事による不利益があった際も当サイトは一切の責任を負いません。