ホンダHR-Vのバッテリー交換をしたので交換方法と注意点を紹介します。
作業したのはGH4型の4WDのHR-VですがGH3型の2WD車も作業内容は共通かと思いますのでご参照ください。
年式・グレード・仕様によって作業内容が異なる事がございます。
HR-Vのバッテリー交換方法
メモリーバックアップ
バッテリー交換時の電装品保護やエンジントラブルを防ぐためにメモリーバックアップをとります。
この作業は必須ではありませんが、万が一の電装品トラブルを考えると強くオススメ致します。
また、メモリーバックアップにはいくつか方法がありますが、ここではOBD2カプラーを利用したメモリーバックアップをします。
HR-VのOBD2カプラーは助手席側の矢印のあたりを覗き込むとあります。
メモリーバックアップをとります
※詳しくは後述します
バッテリーの取外し
HR-Vのバッテリーの位置はエンジンルームの左手前にあります。
バッテリーは①マイナス端子、②プラス端子、③ステーを外すことで取り外すことが出来るようになります。
始めにマイナスです。
ソケットドライバーが使い勝手良くてオススメです
続いてプラスを外します。
プラスには赤いカバーが被っているので外します。
最後にバッテリーを固定しているステーを外します。
両脇のナットを緩めるとロッド(棒)がフリーになるのでうまい具合に外します
あとはバッテリーを持ち上げると取り外しが出来ます。
バッテリーは非常に重量があり重いので、持ち上げる際に腰を痛めたり、落下させて車体を損傷させたり自分が怪我をしないように注意します。
バッテリーの取付
HR-Vにバッテリーを取付ける際は取り外した時と逆の手順で作業すればOKです。
端子の接続は必ずプラス⇒マイナスの順番で接続します。
OBD2カプラーを外したら作業完了です。
あると便利な工具
バッテリーの端子とステーを外す時にスパナやレンチでも作業出来ますが、ソケットドライバーやラチェットレンチがあると作業がしやすいです。
また、電装品トラブル防止にメモリーバックアップもあるとよいでしょう。
ホンダ HR-Vのバッテリー交換時の注意点
HR-Vのバッテリー交換する際の注意点です。
作業中に説明した内容と重複する箇所もございますが、それほど大切な事とお考え頂ければ幸いです。
メモリーバックアップをとる
HR-Vのバッテリーを交換する時はメモリーバックアップを取る事をお勧め致します。
バックアップをしておかないと学習していたエンジンコンピューターがリセットされて、エンジンの調子が悪くなる可能性があるので注意が必要です。
詳しくは下記をご覧下さい
⇒バッテリー交換の必需品!OBD2を使ったメモリーバックアップのススメ
端子の取外し・接続順序
バッテリー端子を外す時は
マイナス端子⇒プラス端子の順番
接続する時は取外しとは逆に、
プラス端子⇒マイナス端子の順番
「マイナスで始まって、マイナスで終わる」と覚えるとよいでしょう。
組み付け時の注意
- ネジやナットの締め忘れや、クリップなどの付け忘れに注意する
ホンダ HR-Vのバッテリー選びは大切
エンジンコンピューターなどの重要な電装品を装着するHR-Vのバッテリーの購入は、パワーと長寿命を実現したメンテナンスフリーバッテリーを扱うカー・エイドがオススメです。
バッテリー専門店のカーエイドなら車種別に検索できるので、バッテリー購入でありがちな「間違えた品番を購入してしまう」という心配も無く、安心して購入出来ます。
HR-Vのバッテリーは下のバナーから購入出来ます。
※車検証をお手元に用意してご確認下さい。
※ホームセンターやカー用品店などで単に安売りされているものは、パワー・寿命に疑問があり、最悪の場合外出先でのバッテリー上がりになる可能性もあるのでオススメしておりません。