インプレッサがプッシュスタートでエンジンが掛からなくなった時の原因が意外なものだったので、その原因と、修理費用を紹介します。
もちろんリモコンキーの電池切れが原因ではありません。
車種は平成21年式のGH型の5速マニュアル車のインプレッサです。
※今回はMT車で起こった現象ですがAT車でも起こり得ます。
同じ年代でプッシュスタートを使ってるスバルの車種は
フォレスター、エクシーガ、レガシィ、レヴォーグ、アウトバック、BRZなどがありますね
インプレッサ以外にも同じシステムを使っているスバル車全てに共通するかと思いますので参考までにご覧ください。
ではエンジンが掛からなった意外な原因を紹介します。
インプレッサのエンジンが掛からなくなった意外な原因
まずはプッシュスタートでエンジンを掛けるときの再確認
AT車の場合はブレーキを踏むと、この小さいランプが緑色に光ってエンジンを掛けられるようになります。
※MT車の場合はブレーキとクラッチを踏むと、緑色に光ります。
しかし今回は、ブレーキとクラッチを踏み、ランプが緑色に光るんですが、
エンジンを掛けようとしてスイッチを押すとランプが赤(オレンジ)になって全くセルが回らなかったのです。
そしてこの現象は毎回ではなく、たまに起こるという厄介なものでした。
エンジンが掛からないというと、通常はバッテリーが弱くなっていたりする事が考えられますが、
ランプが赤(オレンジ)の時はまずそもそもセル自体が回りません。
※他の電装品は通常通り作動出来ます。
そこでエンジンが掛かったタイミングで車を走らせてスバルのディーラーへ持ち込んで点検してもらいました。
すると、意外なものが不具合を起こしていました。
パワーサプライコントロールユニットの不具合だった
それがパワーサプライコントロールユニットと呼ばれる部品。
これはエンジン始動に使われるコンピューターみたいなものです。
このパワーサプライコントロールユニットが不良?不具合?の為にエンジンが掛かったり掛からなかったりしていたようです。
ディーラーの方の話では
「内部で接触不良が起こってるから、その時によって現象が出たりでなかったりしたんではないか?」
との事でした。
修理方法はパワーサプライコントロールユニットの交換。
リコールでもサービスキャンペーンでもないので、全額こちらの実費負担となります。
パワーサプライコントロールユニット交換の見積
スバルディーラーで見積もりをもらいました。
パワーサプライコントロールユニット・・・48168円
交換工賃・・・7560円
合計・・・55728円
※税込
店舗や時期のよって部品代や工賃は多少の前後があるかも分かりませんが、概ねこの金額となるかと思います。
もちろん、エンジンが掛かったり掛からなかったりなんて不便極まりないので修理しました。
部品の入荷に時間が掛ったようで、修理完了まで4日間要しました。
パワーサプライコントロールユニットを交換した後は問題なくエンジンがかけられるよになりました。
スマートリモコンキーで鍵を差さずに、プッシュスタートでエンジンを掛けられるのは便利ですが、このような弊害が出てくるのは注意が必要ですね!