マツダのデミオにカーナビを取り付けたのでご紹介します。
作業したのはDE5FS型のデミオのスポルトです。
DE3FSの1300ccモデルでも他のグレードでも作業内容は共通となります。
※一部仕様グレードやメーカーナビなど装着している場合には作業内容が異なる可能性ございます。
DE3/5FS型系デミオにカーナビを取り付ける方法
ドライバーなどの通常の工具に加えて内張はがしがあれば作業がはかどるのでオススメです。
オーディオレスの状態となっているので、ここにストラーダのカーナビを取り付けます。
※追加メーターが付いていますが気にしないでください。
最初にシフトパネル、オーディオパネルを外すので、周辺パネルに傷防止の為にマスキングテープなどで保護します。
シフトパネル外し
シフトレバーを下げます
内貼りはがしなどを用いて浮かせるようにして外します。
外せました。
グローブボックス外し
グローブボックスを外します。
グローブボックスを開けるとストッパーがあるので外します
左右にもストッパーがあるので中心に力を入れるようにして外します。
ストッパーを外すと手前下に落ちるので、付け根のフックを外せば取り外せます。
コンソール下部左右のパネル外し
コンソールの足元のパネルを外します。
まずは助手席側。
赤丸のクリップを外します。
内張り剥がしを使ってパネルを浮かせるようにして外します。
外れました。
運転席側も同じ要領で外します。
コンソール中部のパネル外し
ここまできて、シフトパネル横にあるパネルを外せるようになります。
内貼りはがしで浮かせるようにして外します。
クリップでついているので、無理に力を入れて割らないようにしながら外していきます。
外れました。
オーディオパネル外し
これでやっとオーディオパネルが外せます。
コンソール中部のパネルを外したことによって現れるこのネジを外します。
あとはクリップ留めなので内貼りはがしを使って浮かせるようにして外していきます。
上部にはハザードスイッチがあるのでカプラーも外します。
取り外せました。
フィルムアンテナの取付
地デジ用のフィルムアンテナを貼り付けます。
フロントピラートリム外し
ピラーの渕のゴムを浮かせます。
ピラートリムを内貼りはがしなど使って浮かせるようにして外します。
クリップを抜きながら外して、最後に上に引き抜くようにして外します。
外れました。
グローブボックス裏のパネル外し
グローブボックス裏のパネルを外します。
クリップを外せば外れます。
フィルムアンテナの取り回し
フィルムアンテナをフロントガラスの上面に貼り付けたら、ガラスとルーフトリムの隙間に隠しながら左のフロントピラーまで取り回して、そのままピラーとダッシュボードの隙間にアンテナ端子を入れます。
するとグローブボックス裏のこの辺りにアンテナ端子が出てくるので、捕まえます
そのままグローブボックス裏からカーナビの裏にいくように取り回します。
カーナビ裏にきたら、少し余裕を持たせておきます。
余った配線は丸めて、邪魔にならない場所に隠して固定しておきます。
配線処理
それぞれの配線処理をします。
電源・スピーカー配線
車種別オーディオハーネスキットを使ってカーナビを接続できるようにします。
車速センサー・バック信号
車速センサーはメーターパネルの裏から取りだします。
カロッツェリアの車種別JUST FITにも紹介あるので併せてご確認ください
⇒https://justfit.carrozzeria.pioneer/
バック信号はギヤをバックに入れた時に信号が通る線から取ります。
デッキ本体をオーディオパネルに取り付ける
今回は車両についていたオーディオステーを使用しました。
ステーを取り付けたらオーディオパネルに取り付けます。
組み付け
あとはオーディオハーネス、アンテナ線や車速センサーをナビデッキに取り付けて、組み付けます。
他のパネル、トリム類も取外しとは逆の手順で組み付けていきます。
クリップ、ネジの付け忘れに注意します。
また、カプラー類の付け忘れや、しっかり接続してあるかもチェックしながら作業します。
確認
電源を入れて各動作をチェックしていきます。
動作しなかったら?
電源を通した時点で動作しなかった場合、電源カプラー、ハーネスがしっかり刺さってない可能性があるので確認します。
また、アース線が接触不良を起こしている可能性もあるので確認します。
走行して車の動きが悪かったらGPSアンテナ線の確認と、スピード信号の配線を確認します。
ドライバーなどの通常の工具に加えて内張はがしがあれば作業がはかどるのでオススメです。