モビリオスパイクにKENWOODのカーナビを取り付けたので紹介します。
作業したのはGK1型のモビリオスパイクです。
今回取り付けたのはKENWOODのMDV-L503です。
モビリオスパイクにカーナビを取り付ける方法
最初にインパネやもともと取り付けられている純正ギャザーズのカーナビを外します。
インパネ・エアコンパネル・純正ナビの取外し方は前の記事で紹介しているのでご参照ください。
※メーカーオプションナビのインターナビが取り付けられている場合は作業内は異なりますので注意が必要です。
モビリオスパイクに地デジ用フィルムアンテナを貼り付ける方法
今回取り付けたKENWOODのナビは地デジに対応しているので、フィルムアンテナ(GPS兼用)をフロントガラスに貼り付ける必要があります。
※もともと地デジ用のフィルムアンテナが取り付けられている場合は、流用できるようでしたら流用します。
メーカーが違ったりして流用できない場合は取り外して新しく取り付けるようにします。
フロントピラー(Aピラー)トリムの外し方
まずはフロントピラー(Aピラー)のトリムを外します。
ピラーの渕に着いてるゴムを外します。
※全て外さないでピラー部分だけ浮かせればOKです。
内貼りはがしを使って、上部から浮かせるように外します。
全体的に外したら、根本がささってるので最後に上に引き抜くようにして外します。
フィルムアンテナの貼り方
フロントガラスの外側にマスキングテープを貼って、長さを測ってペンで貼る位置に印をつけると等間隔に貼り付ける事が出来ます。
フロントガラスの内側のアンテナを貼る位置の汚れを取って脱脂をします。
位置がずれないように、フィルムアンテナを貼り付けます。
アンテナ端子を貼り付けます。
アンテナ線はフロントガラスとルーフトリムの隙間に入れて、隠しながらフロントピラーの方へ取り回します。
フロントピラー内で隠れるようにテープなどで固定しながら、ピラーとダッシュボードの隙間にアンテナ線を入れます。
すると助手席前の小物入れの中にアンテナ線が出てくるので、そのままカーナビの裏まで取り回します。
余った配線は丸めてグローブボックス裏で邪魔にならないように固定しておきます。
各配線の接続・処理
車速センサーや電源など接続します。
車速センサー・バック信号・パーキングブレーキ信号
車両側の電源カプラーと一緒についてる緑色のカプラーに車速、バック、パーキングの各信号が来ています。
年式やグレードで仕様が異なる可能性ございますのでカロッツェリアの車種別JUST FITも併せてご確認下さい。
⇒https://justfit.carrozzeria.pioneer/
カーナビの車速センサーの線と、バック信号の線を接続します。
※パーキングセンサーはアースに落とすことで走行中もナビ操作や映像を映すことが出来ます。
車種別オーディオハーネスキットの取付
エーモンから発売されている車種別オーディオハーネスキットを用意します。
車両側のコネクタと、車種別オーディオハーネスキットを接続して、カーナビ側の各配線と接続していきます。
カーナビを取り付ける
新しく取り付けるカーナビを、ナビパネルのステーに固定します。
※今回は取り付けませんでしたが、ナビをよりキレイに取り付ける為にはホンダ用フェイスパネルを取り付けます。
これをつかうことによって、ナビとナビパネルの隙間を埋める事が出来ます。
カーナビに先ほどの車種別オーディオハーネスキット、地デジアンテナ、各センサーのカプラーなどを接続します。
オプションでUSBなどつける場合はこと時に接続しておく必要があります。
配線を繋いだらパネルごと取り付けます。
組み付け
取外し、分解した時と逆の手順で、各パネル・トリムを組み付けていきます。
ネジ、クリップ、カプラーの付け忘れに細心の注意を払います。
マニュアルエアコンの場合はエアコンワイヤーを取り付ける時に、エアコンレバーの位置に注意します。
確認
電源を入れて動作確認をします。
動かなかったら?
電源が入らない場合の大きな原因
・オーディオ用のヒューズが飛んでいる
・各ハーネスの接続されていない、または接触不良がある。
・アースが接触不良をしている
・バッテリーが上がってる
全て再度確認してそれでも問題無ければナビ自体の初期不良の可能性があるのでメーカーに問い合わせてみましょう。
ドライバーなどの通常の工具に加えて内張はがしがあれば作業自体は難しくありません。