前回の続きです。
フォレスターのインパネアッパーパネルにカーナビ(Strada CN-S310D)を取り付けます。
グレードはX、XT、クロススポーツ、STIバージョン、LLBeanエディションなど型式が同じで、下の写真と同じようなオーディオであればグレードは不問となります。
SG系フォレスターのインパネアッパーパネルにナビ取付
今回取り付けるダッシュボードの上についているインパネアッパーパネルはオプション品となります。
※現在は販売されているか不明です。
まずはインパネアッパーパネルを外します。
クリップだけで付いているので、内貼りはがしなどを使ってうまくこじっていけば簡単に外れます。
そして、もともとインパネアッパーパネルに取り付けられていたナビを取り外します。
4か所のネジを外せばナビを外せます。
あとは裏の配線を外せば取外し完了です。
次に地デジのアンテナを取り付けます。
まずはアンテナの貼る位置を決めます。
フロントガラスの外からテープを使うとやりやすいです。
フロントピラー(Aピラー)を外します。
内貼りはがしを使えば簡単に剥がせます。
左右同時進行します。
アンテナを貼って、配線をピラーに通します。
次にグローブボックスを外します。
ハンドル下のパネルも外します。
アンテナ線はピラーの根本からダッシュボード内へ取り込みます。
右はハンドル下周辺をうまく通してオーディオ裏にもっていきます。
左はグローブボックス裏を通してオーディオ裏にもっていきます。
その時にどのアンテナかが分かるよに番号をふっておくと分かりやすいです。
配線の処理
車速信号とバック信号の電源を取ります。
今回は取付け合ったナビに接続してあったので簡単に分かりました。
車速信号とバック信号の位置が分からない場合はALPINEのホームページで解説されていますので参照下さい。
アンテナ線の余った部分は丸めてグローブボックス裏など見えないところにタイラップなどで固定しておきます。
アンテナ線、ラジオアンテナ、電源配線などを全てインパネアッパーパネルの方に通します。
オーディオステーの移植
新しいナビにオーディオステーを移植しないとナビの取付が出来ません。
なのでもともと取り付けてあった古いナビに付いていたオーディオステーを外して新しいナビデッキに取り付けます。
オーディオステーを移植したら配線類を全て接続して、車両に取り付けます。
取り付けたら一度動作確認をします。
動作に問題が無ければ全てのパーツを取り付けて完成となります。
万が一作動しない場合は、配線を全て付け直し、アースがしっかりとれてるかなどを再確認します。
多くの場合は接続したつもりでいて、しっかりカプラーが入っていなかったり、アースがあまくて接触不良をしているのがほとんどです。
電装品はプラスとマイナスが繋がっていれば間違いなく作動します。
それでも作動しない場合は初期不良の恐れがあるのでメーカーに直接問い合わせましょう。
ドライバーやレンチなどの工具に加えて内張はがしがあると作業がはかどるのでオススメです。