AZR60系のノア・ヴォクシー(ボクシー)に付いている純正のバックカメラを、社外のカーナビに取り付ける方法を紹介します。
純正のバックカメラは専用のカプラーになっているのでそのままではECLIPSEやカロッツェリアなどの社外カーナビに取り付ける事が出来ません。
しかし、だからといってバックカメラを新規に取り付けて配線を取り回すのはいささか面倒です。
そこで便利なのがBeat-Sonic(ビートソニック)から販売されているアダプターです。
このアダプターは純正の専用のバックカメラのカプラーをRCA出力に変える事ができます。
つまり、純正のバックカメラが市販の社外カーナビに取り付けることができるようになります。
通常ならナビ本体の裏に来ているカプラーに差せば済むと思うのですが、さすが純正品というだけあって少々面倒な位置に純正カプラーの位置がありました。
それがこちらの助手席シートの下です↓
このままでは手が入りませんので、シートを外してしまいます。
シートは付け根の四隅が太いボルトで留まっているだけなので簡単に外れます。
※この時にシートベルト警告灯の配線を抜くことも忘れないでください。
シートを外したことによってその全貌が明らかになりました↓
このユニットの右側(運転席側)にカメラの配線が来ています。
写真の一番左のカプラーがカメラ配線です↓
これを外します↓
外したら先ほどのカメラアダプターを差し込みます。
アダプターに付いているRCAが短いので延長して、カーナビの裏まで届くようにします。
RCAの延長用の配線を使います。オスとメスを差し込むだけで簡単に延長できます。
つないだら抜けないようにテープで補強します↓
次に配線をナビ裏に引き込む際に見えないように隠す為に助手席側のステップのトリムを外します。
ステップ側はクリップで付いているの力技で外れます。
その奥のトリムは横が留まっているのでそれを外します↓
外れたらRCAのカメラの配線がなるべく外に出ないようにトリムの中に隠れるようになるようにカーナビの裏まで引き込んでいきます↓
そのまま見えないように中を通しながらカーナビ裏まで引き込みます。
ここまでくればあとは繋げるだけです。
市販の社外ナビから出ているバックカメラ用のRCAラインに接続して完成です。
最後に動作確認をして完成です。
年式からして10年以上前のカメラですが、カラーで映りますし、後ろを確認する分には十分問題ないレベルです。
60系ノア・ヴォクシーをお乗りで純正バックカメラを生かしたい方は是非お試しください。
ナビを取り付けたときの記事は↓